8月12日にAMDのグラフィックカードラインアップの中でミドルレンジを担うRadeon RX 6600 XTが発売されましたが、その一つ下のレンジにあたるRadeon RX 6600が9月から10月にかけて発売がされますが今回GIGABYTE製のRadeon RX 6600のレンダリングイメージが登場しました。
GIGABYTE製 Radeon RX 6600が姿を現す
Gigabyte Radeon RX 6600 non-XT EAGLE pictured, features 8GB GDDR6 memory – VideoCardz.com
Radeon RX 6600 XTは8月12日に発売がされGeForce RTX 3060 TiとRTX 3060に対抗するミドルレンジモデルとなっていますが、その一つ下のレンジであるGeForce RTX 3050からRTX 3060のエリアを狙うRadeon RX 6600(無印モデル)のGIGABYTE製のレンダー画像がVideocardzによってスクープされました。
Radeon RX 6600は9月から10月に発売予定とされており、近いうちに発表が行われると見られています。
Radeon RX 6600(無印)は9月~10月、Navi24は年末に発売される模様
電源やVRAMはXT版と変わらず。8GB GDDR6、電源は8pinを維持
スクープされたGIGABYTE製 Radeon RX 6600はハイエンドバージョンであるEAGLEシリーズで、筐体は2スロットサイズに収まっているものの、3連ファンを搭載するため長さはかなり長いグラフィックカードになっています。3連ファンの内、PC側に位置するファンは冷却性能向上のため吹き抜け構造となっています。
化粧箱には8GBと言う文字が記載されており、過去に噂で出現した4GBや6GBでは無く、Radeon RX 6600 XTと同じく8GBのGDDR6を搭載するものと見られています。また、側面の画像もあるのですが、こちらもRadeon RX 6600 XTと同じく8pin電源を1つ備えています。
Radeon RX 6600では、Radeon RX 6600 XTと同じNavi 23 GPUを採用するものの、Compute Unit数は32基から28基に、Stream Processorsも2048から1792基に減らされたモデルとなる見込みで、1080p以下でのゲーミング環境に最適なモデルとなっています。価格は恐らく日本円で5万円前半、安いモデルであれば4万円後半で登場するかもしれません。
性能的にはApex LegendsやValorantなどEsportsタイトルであれば1080p120fps程度を発揮できるためカジュアルゲーマーなどにはオススメなモデルになるかもしれません。
GPUモデル
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AMD Radeon RX 6600 | AMD Radeon RX 6600 XT | AMD Radeon RX 6700 | AMD Radeon RX 6700 XT |
GPU SKU | Navi 23 (XL?) | Navi 23 (XT) | Navi 22 (XL?) | Navi 22 (XT?) |
Compute Units数 | 28 | 32 | 36 | 40 |
Stream Processors数 | 1792 | 2048 | 2304 | 2560 |
ゲームクロック | TBD | 2359 MHz | TBA | 2424 MHz |
ブーストクロック | TBD | 2589 MHz | TBA | 2581 MHz |
VRAM仕様 | 8 GB GDDR6 + 32 MB Infinity Cache? | 8 GB GDDR6 + 32 MB Infinity Cache | 12 GB GDDR6 + 96 MB Infinity Cache? | 12 GB GDDR6 + 96 MB Infinity Cache |
バス幅 | 128-bit | 128-bit | 192-bit | 192-bit |
VRAM速度 | 16 Gbps? | 16 Gbps | 16 Gbps? | 16 Gbps |
帯域幅 | 256 GB/s? | 256 GB/s | 384 GB/s | 384 GB/s |
TDP | TBD | 160W | TBA | 230W |
価格(USD) | ~$329 | $379 | TBA | $479 |
日本円 $1=160円換算 |
52640 | $60,640 | TBA | $76,640 |
Radeon RX 6600 XTの在庫を探していると、7万円ぐらいするモデルのみ在庫ありでそれ以外は再入荷が無く全滅です。このパターンでいくと、Radeon RX 6600も初回在庫を逃すと割高なモデルしか買う選択肢がないかもしれません。今回、VideocardzがスクープしたEAGLEシリーズは比較的高価なモデルになると思うので、これは初回在庫を逃した後でも入荷され比較的簡単に買えるかもしれません。
個人的に、Radeon RX 6600の性能的にシングルファンでも十分冷却出来ると思うのですが、ここまで巨大な筐体にし、ファンを3連にする意味はあるのですかね・・・まぁ大きい方が見た目が良いからとかなのですかね。
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