GIGABYTEがPCIe Gen5対応NVMe SSDを発売。価格はPCIe Gen4より2割増し

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PCIe Gen 5対応NVMe SSDについては日本のCFDが一足先に発売をしていましたが、GIGABYTEがPCIe Gen 5対応NVMe SSDを北米のNewegg上に掲載を開始したのですが、価格はPCIe Gen 4に対して2割増しとなるようです。

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GIGABYTEのハイエンドNVMe SSD、AORUS Gen5 10000 2TBが発売開始。価格はPCIe Gen4より2割増しに

CFD販売は、日本で最初にPCIe Gen 5対応NVMe SSDを発売した会社であり、2月初旬に世界で先駆けて発売を開始しました。他社でも、徐々にPCIe Gen 5対応NVMe SSDの発売開始に向けて準備を進めているようです。GIGABYTEも、ハイエンドNVMe SSDであるAORUS Gen5 10000 2TBをNewegg上で発売しました。

このPCIe Gen5 NVMe SSDの定価は$339で、日本円で約4.6万円前後で販売されています。同じモデルのPCIe Gen 4モデルであるAORUS Gen4 7000 SSDの定価もPCIe Gen 5と同じ$339ですが、このモデルでは割引が適用されているため、PCIe Gen 5モデルの販売価格はPCIe Gen 4モデルよりも2割高くなっています。

ただし、価格が2割高い分、NVMe SSDの速度は高速化されており、Phison E26 Gen5 SSDコントローラーや232層のNANDフラッシュを採用することで、読み取り速度は10000 MB/s(10GB/s)、書き込み速度は9500 MB/s(9.5GB/s)となり、読み取り速度はPCIe Gen4世代のモデルに対して1.4倍、書き込み速度は1.7倍に向上しています。

このAORUS Gen5 NVMe SSDは公称値は上記の通りですが、実際のベンチマークでは更に上回る性能を記録しており読み取り12453 MB/s (12.45GB/s)、書き込みは10074 MB/s(10GB/s)を記録しています。

高速な読み書き性能を持つためAORUS Gen5 10000では2本の巨大なヒートパイプとヒートシンクを搭載したクーラーを付属しています。

CFDが販売していたPCIe Gen5 NVMe SSDでは小型なファンを搭載したクーラーを搭載していましたが、これが原因で非常に大きな動作音が発生していましたが、AORUS Gen5 10000ではファンレス設計となっているため音に関しては心配は要らなさそうです。ただ、簡易水冷を搭載するPCなどNVMeスロット付近にエアフローが無いような構成であれば連続的なファイル書き込みや読み込みにおいては冷却不足でサーマルスロットリングを引き起こす可能性もあるため、これから購入を考えている人はPCケース内にNVMe SSDを冷やすだけのエアフローがあるかなど確認しておいた方が良さそうです。


PCIe Gen 5対応NVMe SSDではPCIe Gen 4対応NVMe SSDの1.4倍近い性能はありますが、PCIe Gen 4でもゲームや動画編集など実作業ではほとんど違いを体感できません。そのため、価格の安いPCIe Gen 4対応NVMe SSDを買っても特に問題はないです。

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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。
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コメント

コメント一覧 (1件)

  • ベンチに騙される人多いけど実際にはなんの違いもないんだよなぁ

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