LPDDR6とDDR6の概要が出現し速度は最大21Gbps。デスクトップにCAMM2投入の可能性も

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LPDDR6とDDR6の概要が出現。DDR6の速度は最大21000MT/sに高速化し、デスクトップ向けにもCAMM2投入の可能性も

DDRは1998年にはじめて策定されたメモリー規格で、2024年時点で最新鋭の規格は2020年に策定されたDDR5で、最大8400MT/sで動作し、速度は4.8Gbpsから8Gbps程度になっていますがメモリー規格を定める業界団体、JEDECではよりCPUや内蔵GPUの高速化と低消費電力化に寄与するメモリーについてLPDDR6とDDR6など2つの次世代メモリーを策定中で、今回これらメモリーの概要が判明しました。

LPDDR6は最大32Gbpsも視野に。内蔵グラフィクス性能でボトルネックが解消?

ノートPCなどモバイル端末向けで一般的なLPDDR系では現行のLPDDR5Xは8.533 Gbpsから9.6 Gbpsの転送速度が実現できていますが、LPDDR6では標準的な仕様で10.667 Gbpsで規格上は最大14.4 Gbpsでの動作速度が想定されるとのことです。これは現行のLPDDR5Xに対して25%の高速化が実現しています。また、将来的にはLPDDR6は32 Gbpsでの動作も実現可能になる可能性もあるようで、メインメモリーの速度がグラフィクス性能に大きく影響するCPU内蔵GPUではLPDDR6に切り替える事で大幅なパフォーマンス向上が期待できることになります。

DDR6は8.8~21Gbpsに向上、CAMM2をデスクトップ向けに導入する可能性も

デスクトップ向けで一般的なDDRも現行のDDR5を置き換える事を目的にDDR6が策定予定で2025年第二四半期を目途に最終仕様が策定されるスケジュールになっています。

現時点で検討されている仕様は転送速度がDDR5で標準的な4 Gbpsから8 GbpsからDDR6では8.8 Gbpsから17.6 Gbpsに向上する方向で議論されているとのことです。ただ、この転送速度は21 Gbpsまで向上させることも視野に入っているとのことです。

DDR6では転送速度の向上が主なトピックでそれ以外は情報はまだ出ていませんが、JEDECではデスクトップ向けメモリーで一般的なDIMMに加え、デスクトップ向けCAMM2の投入も検討しているようです。特にDIMMに比べるとメモリーが占める面積を縮小できるほか、配線長が短縮するため容量を犠牲にせず、メモリー速度の高速化が可能になるというメリットが挙げられています。

ただ、デスクトップ向けにCAMM2を搭載するとなると既存のマザーボード設計を大きく変える必要があるため導入初期のコストが高くすぐに普及することは無いとJEDEC側も想定しているようです。また、現行のCAMM2は電極との接触を確実にするためネジでの固定が必要なのですが、特にサーバーやデスクトップなどツールが入りづらい環境での運用を想定して、ラッチ機構などネジを使わない固定方法を模索する必要があるとして検討を進めているようです。

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DDR6は2025年に規格が策定されるという事ですので、投入されるのは2026年以降になると考えられるため、デスクトップ向けだとAMDの場合はZen 7で切り替わるソケットAM6、IntelだとNova LakeかPanther Lake世代で投入される新ソケット辺りで対応しそうです。

CAMM2はまだどうなるか分かりませんが、仮にパフォーマンス向上が期待できるのであればはじめはハイエンドモデルに搭載されると言えそうですが、はじめはコストが高いためミドルレンジマザーボードなどにはDIMMが展開されるなど、CAMM2とDIMMがしばらく混在する事になりそうです。

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