Intel Meteor Lake世代『Core Ultra 7 165H』のベンチマークが登場。動作クロックは5.0 GHzに

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Intel Meteor Lake世代の『Core Ultra 7 165H』のベンチマークが登場。動作クロック5.0 GHzでシングルコアもCore i5-12600K並みに

Intelの第一世代Core/Core Ultra CPUとなるMeteor Lakeについては2023年9月19日から開催されるIntel Innovation 23にて正式に発表が行われ、その後からこのCPUを搭載したノートPCが順次発売されていくものと見られていますが、今回、このCore UltraのハイエンドモデルであるCore Ultra 7 165Hと見られるベンチマークが登場しました。

Intel Corporation Meteor Lake Client Platform – Geekbench

Geekbench上で表示されているCPUモデルはCore Ultra 7 1002Hと記載されていますが、これはCore Ultra 7 165HのES品であると見られています。このCore Ultra 7 165HはCore Ultraシリーズの中では上から2番目に位置する上位モデルで、P-Coreを6コア、E-Coreを8コアとSoCに2コアを内蔵した合計16コア、22スレッドのCPUになっています。コア構成としては過去にベンチマークで登場しているCore Ultra 7 155Hと同じですが、上位モデルという事で動作クロックは引き上げられており、最大5.0 GHzが記録されています。

ちなみに、Core Ultraのベンチマークについては現在、Core Ultra 5 125Hの他にCore Ultra 7 155Hが登場しており今回登場したCore Ultra 7 165Hはベンチマークに登録されている中では最上位モデルになっています。ちなみにこれよりも上のモデルとしてCore Ultra 9 185Hが計画されていますが、こちらはまだベンチマークで登場していません。

このCore Ultra 7 165Hのスコアは、シングルコアが2439pt、マルチコアが12668ptを記録しています。

シングルコア性能に関しては過去に登場したCore Ultra 7 165Hの2346ptを4%上回っており、同等スコアのCPUで見て見るとデスクトップ向けで最大125Wの消費電力で動作するCore i5-12600KFに近くなっています。今回のCore Ultra 7 165Hに関してはES品でありながら、QS品のCore Ultra 7 155Hを4%上回る性能を発揮しているため、恐らく同じQS品同士の比較であればさらにスコアは伸びるものと見られています。

マルチコア性能についてはCore Ultra 7 155Hの12853ptを1.4%下回っています。このスコアについては上述の通りES品と言う条件の他に、ノートPCのマルチコア性能は本体の冷却性能に大きく依存するためIntelのテスト機の冷却性能が不十分であったなど最適な条件で計測されていない可能性がありそうです。

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (1件)

  • Ryzenもそうだったけどしばらくは命名規則とにらめっこしながら調べることになりそうだなw

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