
iPhone 15 Proに内蔵される『A17 Pro』は先代A16 BionicのRefresh版?
iPhone 15 Proに内蔵されるA17 Proについては業界としては初めてTSMC 3nmを採用したSoCとなっています。このTSMC 3nmについてはまだまだ量産キャパシティーが小さく、2024年頃までAppleが独占するとも言われる最新プロセスとなっています。
そんなA17 Proについてはベンチマーク結果がリークとして登場し、そのスコアが過去のSoCに比べて性能の伸びが鈍化している事が明らかになっているのですが、その要因の1つにA17 ProのCPUコアは先代のA16アーキテクチャーに改良を加えたRefresh相当のSoCになっている可能性が指摘されています。
The A17 Pro seems to be the A16 Pro.
— Revegnus (@Tech_Reve) September 13, 2023
Matching the core code names with the comments, it appears that H14 corresponds to A15, and H15 corresponds to A16. However, instead of H16, there is a comment labeled "H15 Coll."
Considering that "Coll" is the code name for A17, pic.twitter.com/rV4XQlDKDO
iPhoneに搭載されるSoCについてはiPhone 12で初めて5nmを採用したA14 Bionicが登場し、その後のiPhone 13搭載のA15 Bionic、iPhone 14搭載のA16 Bionicではすべて5nm(A16は4nmだが実質5nm改)を搭載しており、iPhone 15に内蔵されるA17 Proが製造されるTSMC 3nmは久しぶりのプロセス変更になります。
しかし、Revegnus氏によると、A17 Proに内蔵されているCPUについてはA16のCPUコードネームである『H15』系列である『H15 Coll』CPUが搭載されているとの事です。また、中国のWeiboにおいてはA17 ProのCPUはA16内蔵CPUのアーキテクチャーに対してキャッシュ構造の最適化と動作クロックの向上を行ったリフレッシュモデルのようです。
その結果、性能面ではA16 Bionicに比べるとあまり向上していないのですが、スマートフォン向けSoCとしては既にA16 Bionicでもトップクラスの性能を記録しており、A17 Proで更に性能が向上しているため今後登場するSnapdragon 8 Gen 3やGen 4に追いつかれる心配は無いと言えます。そのため、Appleとしてはアーキテクチャーの大幅刷新する必要性もないと言う判断をしたのかもしれません。

