Intel Meteor Lake内蔵GPUのグラフィックス性能が判明。AMD Ryzen 7040U並みの性能を発揮
Intelでは2023年12月14日にノートPC向けに新アーキテクチャーを採用したMeteor Lake CPUの投入を計画しています。このMeteor Lakeではハイブリッドアーキテクチャーに加えてCPUとGPUなどをチップレット化したタイルアーキテクチャーが採用され、特にグラフィックス性能については先代のRaptor Lakeに比べて大きく向上すると言われていますが、今回このMeteor Lakeのハイエンドモデル、Core Ultra 7 155Hに内蔵されているGPUのグラフィックス性能が明らかになりました。
Intel Core Ultra 7 155Hでは6P+8E+2LPEの合計16コア、22スレッド構成のCPUになっています。内蔵GPUとして128コアのExecution Unitを搭載しており、動作クロックは最大2.25 GHzで動作し、TDPは28Wに設定されたモデルになっています。
性能面ではGeekbenchのOpenCLベンチマークにて27249ポイントを記録しています。
このスコアはMeteor Lakeの競合モデルでRDNA3アーキテクチャーを採用した内蔵GPUを持つAMDのRyzen 7 7840Uに2.7%下回るなどほぼ同等レベルの性能を持っています。
このRyzen 7 7840UはASUS ROG Allyに内蔵されているRyzen Z1 Extremeと同等のグラフィックス性能を持っているため、このMeteor Lakeについても解像度を1080p以上に高めずグラフィックス設定も抑え気味にしていればほとんどのゲームをプレイする事が出来る性能を有すると考えられます。
コメント
コメント一覧 (2件)
20A/18Aが出てくるまでは越せなさそうだな
>GeekbenchのOpenCL
インテルは本当このベンチマーク大好きだな
だが実際の性能では・・・こんな繰り返しばっかり
ラプターリフレッシュしかり、とくに最近はずっとそう
いい加減このワンパターンな喧伝手法止めないと、ですな