Intel Core i9-14900KSは3月上旬発売予定。価格はCore i9-13900KSと同じく12.4万円ぐらいに
Intelは2023年10月にRaptor Lake Refreshとなる第14世代デスクトップ向けCPUを発売しましたが、この世代の中で動作クロックの高さとパフォーマンスに焦点を当てた最上位モデル、Core i9-14900KSの投入を計画しています。
このCore i9-14900KSはCore i9-14900Kに対して動作クロックが200 MHz引き上げられTDPはデフォルトで150W、電力制限解除時は最大400Wと高スペックでクセの強いCPUになっていますが、カナダの量販店からこのCore i9-14900KSの仕様情報と価格、そして発売時期などが明らかになりました。
仕様は既に明らかになっている通り、Core i9-14900Kと同じコア、キャッシュ容量の構成ですが、動作クロックはベースが3.2 GHz、ブースト時の最大クロックが6.2 GHzに設定されています。また、TDPは150Wに設定されるなど過去に登場したベンチマークなどで明らかにされた情報から変更はありません。
Core i9-14900KSは既にカナダのオンライン量販店であるDirectDialで予約受付を開始しています。価格は$1004からで、Core i9-14900Kに対して13%ほど高価な価格設定になっています。
日本での価格などはCore i9-14900Kが発売日時点で109,800円に設定されていたため、13%高価な価格設定だと124,000円程度になると考えられます。実際に、Core i9-13900KSも123,800円で発売されていたため先代モデルから大幅な値上がりはなさそうです。
ただ、Core i9-14900KSについてはCore i9-14900Kに対してパフォーマンスは3~5%向上に留まるため、動作クロックの高さを競うオーバークロッカーなどロマンを追求した製品で、一般ユーザー向けの製品ではありません。
コメント