Intel Arrow Lake-Sの各コア構成のラインアップが出現。合計18モデル登場?

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【リーク情報確度:3】

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Intel Arrow Lake-Sの各コア構成のラインアップが出現。合計18モデルでCore Ultra 7と5にのみFバリアントをラインアップ

Intelが2024年秋以降に発売するデスクトップ向けArrow Lake-Sについて、モデルラインアップと内蔵GPUのコア構成が明らかになりました。

IntelのArrow Lake-S向けに製造されるCPUタイルは、8P+16Eで構成される「B0ダイ」と6P+8Eで構成される「C0ダイ」の2つがあります。この2つのダイを使い、CPUおよび内蔵GPUの一部コアを無効化することでCore Ultra 9からCore Ultra 5まで合計18モデルをカバーする構成になっています。

Core Ultra シリーズ125W (アンロック)65W (Non-K)35W (T)
Core Ultra 98+16 (4Xe Cores) “B0”
Core Ultra 78+12 (4Xe Cores) “B0”
Core Ultra 78+12 (0Xe Cores) “B0”
Core Ultra 56+8 (4Xe Cores) “B0”6+8 (4Xe Cores) “C0”
Core Ultra 5N/A6+8 (3Xe Cores) “C0”
Core Ultra 56+8 (0Xe Cores) “B0”6+4 (0Xe Cores) “B0/C0”N/A
Core Ultra 5N/A6+4 (2Xe Cores) “B0/C0”6+4 (2Xe Cores) “C0”

Core Ultra 9シリーズではB0ダイをフルに使った8P+16E+4Xeで構成され、オーバークロック可能なKバリアントのTDPは125W、65W、35Wのモデルも投入されます。先代モデルとは異なり、Arrow Lake-S世代のCore Ultra 9では全モデル内蔵GPUを搭載する計画です。

Core Ultra 7シリーズもB0ダイを使用しますが、CPUコアは8P+12Eとなり、E-Core側で4コアを無効化した構成です。Core Ultra 7シリーズもオーバークロック可能なKバリアント、TDP 65Wの無印、省電力モデルのTバリアントの3種類が用意され、内蔵GPUを無効化したモデルも投入されます。これにより、ディスクリートGPUを使用するユーザーは内蔵GPU搭載モデルよりも少し安価にCore Ultra 7を購入できます。

Core Ultra 5シリーズではB0ダイを使用した6P+6E+4Xe、6P+6E+0Xe構成とC0ダイを使用した6P+8E+4Xe、6P+8E+3Xe、B0またはC0を使用した6P+4E+0Xe、6P+4E+2Xeの6つの構成が存在します。

オーバークロック可能なKバリアントはB0ダイを基本とし、内蔵GPU搭載モデルと非搭載モデルの2つが用意されます。また、無印モデルでは合計4モデルが投入され、6P+4Eモデルにのみ内蔵GPU無効化モデルが用意されます。一方、省電力モデルのTバリアントでは全モデルで内蔵GPUが搭載されます。

今回は具体的なモデル名は明らかになっていませんが、全体的なラインアップとしてコア数はRaptor LakeやRaptor Lake Refreshから変更はなく、性能向上は新アーキテクチャによるものに限られそうです。

コメント

Intel Arrow Lake-Sのラインアップは、エントリーモデルを除けばRaptor LakeやRaptor Lake Refreshとほぼ同じです。Core Ultra 5系ではCore i5-14400に対してコア数が増えないため、少々残念なスペックですが、Arrow Lake-SではPコアとEコアの両方が刷新されるため、同じコア数でもCore Ultra 5はCore i5-14400を大きく上回る性能が期待されます。

また、内蔵グラフィックスを無効化したモデルがCore Ultra 7とUltra 5に投入されるため、ディスクリートGPUを使用し、価格を抑えたいユーザーにとっては朗報です。。

ソース

Jaykihn | X (Twitter)

https://twitter.com/jaykihn0/status/1812902962290913661

補足情報

Intel Arrow Lake-SはIntelが2024年下半期に投入を予定している次世代CPUのデスクトップ向けモデルになります。CPUはMeteor Lakeから採用されたタイルアーキテクチャーを活用し、CPU側はTSMC 3nmまたはIntel 20Aで製造され、CPUのアーキテクチャーは新規開発されたLion CoveとSkymontを搭載する事で省電力性とパフォーマンスの両立を図ると言われています。なお、デスクトップ向けではLGA1700からLGA1851に変更されるため、マザーボードの買い替えが必須となります。

製品ジャンルメーカー製品名発売予定時期
CPUIntelCore Ultra 200 (Arrow Lake-S)2024年10月以降
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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
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