IntelがArrow Lake Refreshの開発中止? LGA1851は1世代で消滅へ

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IntelがArrow Lake Refreshの開発を中止した可能性。 LGA1851は1世代で消滅へ

Intelは、Arrow Lake-S世代のデスクトップ向けCPUとしてCore Ultra 200シリーズをまもなく発売します。当初、この後継モデルであるCore Ultra 300シリーズは、Arrow Lake-Sに対してNPUの性能を向上させたリフレッシュ版であるArrow Lake Refreshが開発されていると言われていました。しかし、新しいリークによると、このArrow Lake Refreshの開発が中止され、Arrow Lake-Sが今後2年間に渡り販売されることになります。さらに、Arrow Lake-Sと共に登場したLGA1851ソケットは、1世代限りで消滅する可能性が明らかになりました。

Chiphellで過去のリークに実績があるPanzerlied氏の投稿によると、IntelのArrow Lake Refreshは開発中止となり、Arrow Lake-SからNova Lake登場までの2年間、AMDと競合することになるとのことです。

IntelのArrow Lake Refreshは、当初8P+32E構成にするなど大幅な変更が加えられる予定でしたが、直近のリークではNPU刷新に留まり、CPUに変更はないと言われていました。最終的には、デスクトップ向けCPUに高性能なNPUを搭載しても競争力を大きく上げるものにはならず、Intelの財政状況を鑑みても開発中止が決定された可能性が高いようです。

ただし、Arrow Lake-Sが2年間現役になることで、2025年以降にAMDが投入するRyzen 9000X3Dシリーズにも対抗する必要があります。このRyzen 9000X3Dシリーズの性能次第では、次世代デスクトップ向けCPUのNova Lakeが投入されるまで、Intelの競争力が低下する可能性があります。一方で、これはIntelがArrow Lake-Sに自信を持っている現れとも捉えられます。

Arrow Lake Refreshの開発中止により、Arrow Lake-Sの後継モデルはNova Lake-Sとなります。対応ソケットについては、Nova Lake-SがLGA1851との互換性を捨て、次世代LGAに移行する可能性があります。そのため、LGA1851やIntel 800シリーズチップセットは、前代未聞の1世代のみをサポートするソケットとチップセットになる可能性が高いです。

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