AMD Zen6 EPYC向けのソケットはSP5からSP7に変更。ロードマップ情報が明らかに
AMDではZen6アーキテクチャーを搭載した第6世代EPYC Veniceを2025年から2026年にかけて投入を予定していますが、ハードウェア関係のリーカーであるYuuKi_AnS氏によってこのEPYC Veniceから投入される新しいソケット、SP7を投入するようです。
(2) 结城安穗-YuuKi_AnS🍥(@yuuki_ans)さん / X (twitter.com)
ロードマップはIntel、AMD、NVIDIAのサーバー・データセンター向け製品を扱い企業からのもので、この中にはAMDのソケットSP7が2024年から2025年にかけて登場することが明らかにされています。
このZen6 EPYCでは200コアを超える事を目標に作られており、CPUアーキテクチャーもZen 5からZen6へ変更される事でIPCと電力効率の向上すると見られています。
さらに、このZen6 EPYCでは12または16のメモリーチャンネルをサポートし、DDR5や革新的なメモリーモジュール、例えばMR-DIMMやMCR-DIMMなどが採用される可能性があるものの、メモリーチャンネル以外の情報は明らかにされていません。
現行のZen 4 EPYCでは最大450W、Zen 5では最大600Wに向上する2つのCPUは6096ピンを持つソケットSP5/6は継続するものの、Zen6 EPYCからはコア数がさらに増える事から消費電力量も大きくなることが予測されています。そのため、ソケットSP7においては電力供給を行うためにさらにピン数が増える事が予測され、CPUのサイズ自体も大型化する事が予測されています。
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