AMD Radeon RX 6600系が海外で大幅安。RX 6600は3万円切り、RX 6600 XTは3.4万円台にまで値下がり
AMDでは2023年5月25日にRDNA 3アーキテクチャーを搭載したメインストリーム向けグラフィックスカードのRadeon RX 7600を発売しました。しかし、価格が$269(日本だと4.3万円)と高めである事や、VRAM容量が8GBと最新タイトルをプレイするには力不足と言う関係から、ユーザーの多くは性能面でRX 7600を上回りつつも価格がほとんど同じRadeon RX 6700 XTや性能が若干劣るも価格が大幅に安いRadeon RX 6600シリーズへの関心が日に日に高まっている状況となっています。今回はそんな、Radeon RX 6600シリーズについて下位モデルのRX 6600が北米で$180、日本では29,980円と最安値を更新するとともに、上位のRadeon RX 6600 XTについても価格が大きく下がり始めているようです。
Radeon RX 6600は最安値29,980円を記録。海外では$180に値下がり。
日本ではRadeon RX 6600は最安値が29,980円にまで下落しており、数週間前に記録されていた3.2万円から価格が大きく低下しています。この価格が原因なのか、価格.comでの販売ランキングも7位まで上昇し始めており、パフォーマンス面では2023年に登場する最新タイトルを最高画質で快適にプレイする事は出来ないかもしれませんが、ほとんどのゲームは不自由なく動かせる性能は持っており3万円を下回る価格が魅力となっていると言えそうです。
なお、海外では北米のNeweggにおいて販売価格が$200まで値下げされており、さらに限定でプロモーションコードを入力すると$20の割引が適用されるなど、実質$180での購入が可能になっています。
日本で販売されているグラフィックカードについては北米販売価格に対して$1=160円の為替レートで販売される傾向にあるため、現在日本での最安値である29,980より1000円より下がる可能性はありそうです。
性能がRTX 3060に近いRadeon RX 6600 XTは3.4万円台に。
RX 6600の上位モデルにあたるRadeon RX 6600 XTについては性能面ではNVIDIA GeForce RTX 3060に近い性能があるグラフィックカードになっていますが、こちらも価格が大きく下落しています。価格については最安値は33,800円を記録しています。なお、性能的に近いRTX 3060 8GBについては価格は4万円になっており、RX 6600 XTについては非常にコストパフォーマンスが高い製品になっています。そのため、販売ランキングも1位を記録しています。
Radeon RX 6600シリーズについては旧世代モデルという事で在庫限りとなっている可能性があります。そのため、最安値モデルが売り切れとなれば、再入荷は行われないと考えられます。そのため、性能的にRX 6600シリーズで満足できると考えられるのであれば、在庫が残っている間に買ってしまった方が良いかもしれません。
コメント
コメント一覧 (1件)
当時4~5万で新品が入手出来た5700XTにも劣る製品が未だに3万円台って高いと思うの。2万半ばあたりでようやく製品価値が認められるレベルでは。