NVIDIA GeForce RTX 4070が販売不振。価格を約8,000円値下げする可能性

NVIDIA GeForce RTX 4070が販売不振。価格を約8,000円値下げする可能性

2023年4月13日に発売が開始されたNVIDIAのGeForce 4070ですが、性能の割に高い価格が影響してか販売不振に陥っているようですが、この販売動向を受けてNVIDIAはAIBに対して値下げを行えるように返金など価格交渉に出ているようです。

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NVIDIA GeForce RTX 4070が販売不振。AIBに対して値下げの原資として8000円返金する交渉を開始。

Will the GeForce RTX 4070 be cheaper? NVIDIA supports board partners with a significant rebate | igor'sLAB

NVIDIAでは2023年4月13日にアッパーミドルレンジのGeForce RTX 4070を北米では$599、日本円では99,800円で発売を開始しましたが、DLSSなしでのゲーミング性能はGeForce RTX 3080並で価格はそれ以上とコストパフォーマンスがあまり良くない製品になっています。

そのため、発売日では最安値のモデルでさえも売り切れることはなく、2023年4月19日時点では発売から1週間を待たずしてすでに98,800円で売られている店舗も多く出ているなど販売状況は芳しくないことが伺えます。

この状況は海外でも同様のようで、人気のNVIDIA Founders Editionは発売後数時間は売り切れず、現在もNeweggやBestBuyなどではメーカー希望小売価格の$599に設定されたモデルの在庫が多く残っている状態です。

この状況についてIgor's LABが得た業界関係者からの情報によると、NVIDIAとAIBの間でGeForce RTX 4070の販売状況と価格引き下げについて議論が開始されていることが明らかになりました。

NVIDIAでは現状の販売状況に対してテコ入れを行うべくAIB各社に対して1台辺り$50の返金を行う事で販売価格引き下げの原資にしてもらう事を交渉しているようです。ただ、返金や価格の引き下げについてはAIB各社は前向きではなく交渉は難航しているとの事です。

交渉が難航する理由としては、AIB各社ではNVIDIAが設定した$599と言う価格でRTX 4070を出す事に相当苦労しており返金された$50をそのまま販売価格に転嫁する事は採算上厳しい他、2023年5月に発売が計画されているGeForce RTX 4060 Tiとの競合を避けるためにNVIDIAからの返金を受け入れ値下げを行う事に迷いが出ているようです。一方でAMDなどはRTX 4070より性能が高いRadeon RX 6950 XTをほぼ同じ価格で販売するなど攻勢を強めており出遅れれば在庫を抱える事になるなど、難しい選択を迫られているようです。

なお、NVIDIAがAIBに提示している$50は日本での販売価格に置き換えると約8300円ほどの値下げ効果があると考えられます。もし仮にAIBがNVIDIAからの返金を受け入れ、それを原資にRTX 4070の価格を値下げした場合、価格は税込み91,500円程度になると見られています。ただ、それでもGeForce RTX 3080の最安値である93,800円に限りなく近いため、例え値下げが行われたとしても競争力が大幅に向上するとは考えられず、売れ行きに大きな影響を与えるとは考えにくいです。


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この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

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