AMD Zen 6のCCDは3種類計画。8コア、16コア、32コア構成で登場

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この記事はリーク情報に基づいています。詳細はリーク情報の見方とその注意点を解説した記事をご確認ください。
【リーク情報確度:3】

目次

AMD Zen 6世代ではCCDが3種類に。8コアから最大32コア構成で登場予定

AMDは2025年から2026年にTSMC 3nmまたは2nmを用いたZen 6アーキテクチャーを搭載するRyzenやEPYCなどを投入する可能性がありますが、今回このZen 6アーキテクチャーを用いて作られるCCDに内蔵されるコア数に関するリーク情報が登場しました。

AMDのZen 6アーキテクチャーではI/Oダイの大幅刷新に加え、APUでは内蔵GPUにRDNA5が組み込まれるなど様々な変更が加えられるようですが、リーカーのKepler氏によるとZen 6は現時点ではCCDが合計3種類計画され、8コア、16コア、32コアになるとのことです。

現行のZen 4アーキテクチャーでは通常版のZen 4で8コア、Zen 4cで16コアでZen 5アーキテクチャーでもコア数自体は変わらないと言われています。

一方でZen 6に関しては最大32コア構成まで計画されるとのことですので、多コア化に焦点を当てたEPYCでは256コアを超えるコア数が実現できるほか、コンシューマー向けRyzenでも今まで16コアが最大だったものが、32コア程度まで拡大される可能性がありそうです。

ただ、コンシューマー向け製品のコア数増は競合のIntelの動き次第とも言えますので、Intelが同時期に投入するPanther Lakeのコア構成が引き続き8P+16EになるのであればAMDもコストが高い16コアCCDを搭載する必要性がないため、Zen 5と同じく8コアのCCDを2基搭載して最大16コアと言う構成のまま投入する可能性がありそうです。

コメント

AMDのCPUではCCDの数を増やすことでEPYCでは多コア化を推進してきましたが、CCDに関しては通常コアはずっと8コアのままで、Zen4cなど小型コアでは16コアに増やしてはいるもののZen5cも同じコア数は据え置きになっていました。一方でライバルのIntelはEPYCに対抗するためClearwater Forestで最大288コアに増やすとも言っているため、AMDとしても多コア化で負けないためにもCCDのコア数を増やして対抗する必要があると言えます。

あとはコンシューマー向け製品でコア数が増えるか気になるところですが、増えてほしい気持ちはあるものの実際問題16コアでもゲームなどコンシューマー用途で使いきれているのかと言うと否で、Intelの動き次第なところもありますが、もしかしたらZen 6搭載Ryzenでもコンシューマー向けは16コアのままにし、それ以上はThreadripperと言う構成で発売するかもしれませんね。

ソース

Kepler | X (Twitter)

https://twitter.com/Kepler_L2/status/1791931625443356959

補足情報

Zen 6はAMDが開発中の次世代CPUアーキテクチャーで2025年末から2026年に投入されると言われています。特にCPU側はアーキテクチャーが変更されますが、長年基本的な構造が変わっていなかったI/Oダイが刷新されるほか、チップレットもIntelのタイルアーキテクチャーの様に1つのパッケージにまとめられるなどCPUの構造が大きく変わると言われています。

製品ジャンルメーカー製品名発売予定時期
CPUAMDZen 62025年末から2026年
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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。
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コメント

コメント一覧 (1件)

  • 現実8コア、いや6コア程度で十分
    エンコードグラボだしな

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