ソニーが8月25日に予定しているXperiaの新製品発表を前に、Xperia 10 VIIIのバッテリー駆動時間の測定結果が掲載されました。総合の駆動時間は現行のXperia 10 VIIから29分の改善にとどまります。
総合スコアは13時間26分。4項目で伸びたのは動画再生だけ
現行のXperia 10 VIIは2025年9月12日に発表され、日本では10月9日に発売されたスタンダードモデルで、Snapdragon 6 Gen 3と5,000mAhのバッテリーを積んでいます。10シリーズで初めて最大120Hzのリフレッシュレートに対応した世代ですが、可変式ではなく設定で手動切り替えする方式で、アスペクト比も従来の21:9から19.5:9へ改められました。
今回、GSMArenaのサイト上で、認証情報やベンチマーク登録から8月25日に正式発表予定のXperia 10 VIIIとみられている端末のバッテリー測定結果が発表前に一時的に投稿されたようです。同サイトのActive Use Score(通話・ウェブ・動画・ゲームの4項目の実測値を合成した総合的なバッテリー駆動時間の指標)は13時間26分とされており、現行のXperia 10 VIIの12時間57分を上回ります。
| 機種 | 総合 | 通話 | ウェブ | 動画 | ゲーム |
|---|---|---|---|---|---|
| Xperia 10 VIII | 13時間26分 | 31時間55分 | 14時間43分 | 21時間58分 | 5時間52分 |
| Xperia 10 VII | 12時間57分 | 34時間57分 | 13時間51分 | 17時間04分 | 6時間12分 |
| Xperia 10 VI | 13時間55分 | 33時間57分 | 15時間50分 | 17時間10分 | 6時間47分 |
| Xperia 10 V | 16時間13分 | 34時間53分 | 14時間31分 | 19時間06分 | 10時間15分 |
ただし、4項目のうち大きく伸びているのは動画再生だけで、17時間04分から21時間58分へ4時間54分(約29%)長くなった一方、通話は3時間2分、ゲームは20分短くなっています。ウェブブラウジングも52分の改善で、動画の伸びには遠く及びません。
Xperia 10 VIIIはGeekbench登録でも現行と同じSnapdragon 6 Gen 3が示されており、バッテリー容量も5,000mAhのまま変わらない一方、動画だけが大きく伸びて通話とゲームが落ちていることから、画面の仕様やソフトウェア側の設定などで何かしらの最適化が行われていると見られています。
Xperia 10 V以降、5,000mAh据え置きのまま
10シリーズのバッテリー持ちをGSMArenaの同じ指標で遡ると、頂点は3世代前のXperia 10 Vが記録した16時間13分で、以降は容量5,000mAhを据え置いたまま10 VIで13時間55分、10 VIIで12時間57分と下がり続けてきました。今回の10 VIIIの13時間26分は前世代から持ち直すものの、2世代前の10 VIにも届いていません。特に落ち込みが激しいのがゲームで、10 Vの10時間15分から10 VIIIでは約4割減の5時間52分まで持続時間が落ちています。
なお、Xperia 10 VIIIはチップセットなど内部の仕様に加え、背面デザインも現行モデルからほぼ変わらないとされているため、現行Xperia 10 VIIに対してはマイナーチェンジとも言えるモデルになっています。そのため、価格据え置きが期待されますが、メモリ価格高騰などの影響も受けることは必至で、価格がどのように変化するのか、8月25日11時の正式発表で注目を集めそうです。


