Windows 11が将来的にEdgeの閲覧履歴ベースの『広告』を表示する可能性

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Windows 11が将来的にEdgeの閲覧履歴ベースの『広告』を表示する可能性

Microsoftでは最新のアップデートでスタートメニュー内に『おすすめ』のアプリを表示するなど実質的に広告とも言えるような表示を導入するなどしてユーザーから反感を買っていますが、Microsoftではこの『おすすめ』アプリについて今後、本格的な広告を導入するための下地とも言えるような設定が将来的なWindows 11の機能などを検証するWindows 11 Canary channel Insiderに投入されていることが明らかになりました。

4月23日に公開されたWindows 11 22621.3527では批判を呼んでいるスタートメニュー内に『おすすめアプリ』など実質的に広告とも言える表示が追加されましたが、この『おすすめアプリ』はMicrosoftは広告ではなく『おすすめ』という扱いで、実際に設定内でも『ヒント、ショートカット、新しいアプリなどのおすすめを表示します』という項目で表示され、これらをオフにすることで非表示にすることが可能です。

しかし、Windows 11のCanary版である26200.5001にて試験的な機能を有効にするとこの項目が『ヒント、ショートカット、新しいアプリ、広告などを表示します』という説明に書き換えられていることが発見されています。

この変更について『おすすめアプリ』は実質的に広告だから『広告』と明確化しようとしている可能性もありますが、この設定を有効にするとUDK APIが『EdgeMicrosoftUserId』という項目を読み出していることも発見されています。

このEdgeMicrosoftUserIDは名前から想像できる通りEdge内での行動履歴に応じたパーソナライズ機能を提供するものと見られており、Microsoftは今後Edgeの検索履歴などを基に、よりパーソナライズされた広告をWindows 11のスタートメニューに提供する可能性が指摘されています。

このWindows 11のInsder Previewでの導入される変更点については試験的に導入するだけでリリース版では導入されないこともありますが、ここ最近の『おすすめアプリ』の導入などユーザーから不信感を買うような機能を追加しているため、本格的な広告がWindows 11 24H2などに導入されてしまうのか注目です。

コメント

おすすめアプリの表示はユーザーからの不信感を買っているのですが、全世界で何億台も導入されているWindows 11に小さいながらも広告表示できれば多大な利益を生み出せるため、実際に広告表示がされるようになっても驚かないですね。ただ、そもそも買い切り型ソフトに広告導入することは『おすすめアプリ』以上にユーザーから反感を買うのは確実である他、サポート詐欺など悪質な広告が表示される可能性もあるため、おすすめアプリの廃止も望まれますが、それ以上の広告は絶対に入れるべきではないと言えます。

ソース

Microsoft seemingly admits “ads” on Windows 11 Start menu are in the works | Neowin

https://www.neowin.net/news/microsoft-seemingly-admits-ads-on-windows-11-start-menu-are-in-the-works

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