Microsoftが独自に開発したARMチップを搭載したSurface Pro Xですが、2020年中にその後継であるSurface Pro X2の発表を計画しているようです。
Microsoft独自のSQ2 Chip搭載で10月発表予定
Microsoft関係の情報を扱うWindows Centralによると、ARMチップ搭載版である『Surface Pro X』の後継モデルである『Surface Pro X2』発表が10月頃に予定されているという情報を入手したとの事です。
現行のSurface Pro Xでは、QualcommのSnapdragon 8cxをMicrosoftが独自にカスタマイズしたSQ1プロセッサが搭載されていますが、『Surface Pro X2』ではSnapdragon 8cx Gen2をベースにカスタマイズしたSQ2プロセッサが搭載されると見られています。
SQ2はSnapdragon8cx Gen2ベース。5Gに対応
『Surface Pro X2』に搭載予定のSQ2プロセッサのベースはQualcommのSnapdragon 8cx Gen2となる見込みとの事です。このSnapdragon 8cx Gen2では、現行のSQ1のベースにもなっているSnapdragon 8cxの後継モデルですが、WiFi 6と5Gに対応し、5GではmmWaveとsub-6GHzに対応するため5Gに必要な電波帯にフル対応となる見込みです。
デザインは据え置き。プラチナカラー追加の可能性が高い
『Surface Pro X』が登場してまだ1年であり、狭額ベゼルなど最新のデザイントレンドが取り入れられている事からデザインは『Surface Pro X2』でも従来モデルを踏襲すると見られています。一方で、カラーリングは黒に加えてプラチナカラーが追加になる可能性があります。
Intel CPU搭載のSurface Proも併せて登場か?
Surface Pro Xは正直、あまり売れている印象がありませんでしたが、しっかり後継機種が用意されている事からMicrosoftもCPUのARM対応化を諦めていないようです。また、流れ的にもAppleがARMベースのApple Siliconに切り替える事から、ARMベースのパソコンと言うのは今後増えていくとMicrosoftは見ているのかもしれません。
ただ、個人的にはIntelがTigerlake世代のCPUをリリースした事や、現行のSurface Pro 7のデザインが5年前から変わっていない事から、Surface Pro X2が10月発表であれば同時にデザインを刷新した『Surface Pro 8』も出るのではと考えています。
食欲の秋ではなく、新商品の秋と思えるぐらい例年秋は新商品ラッシュになるので楽しいですが、出費が多く複雑な気持ちになりますね。
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