AMD Zen5 Ryzen 8000シリーズのコア構成が明らかに。最大16コアでZen5+Zen5cのハイブリッド構成。

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AMD Zen5搭載のRyzen 8000シリーズのコア構成が判明。最大16コアで、Zen5+Zen5cのハイブリッド構成

AMDでは2024年からZen5アーキテクチャーを採用したRyzen 8000シリーズの発売を予定しています。このRyzen 8000シリーズではデスクトップ向けはGranite Ridgeと呼ばれ、ノートPC向けモデルはメインストリーム向けモデルがStrix Point、ハイエンドモデルがStrix Haloと呼ばれていますが、今回この中でノートPC向けモデルのコア構成について情報が明らかになりました。

AMDではZen 4アーキテクチャーではフルサイズのZen 4と一部キャッシュ容量などを見直してダイサイズの縮小を図ったZen 4cの2つのアーキテクチャーを開発しており、これらは2023年秋以降に登場が予定されているRyzen 7040シリーズにZen 4+Zen 4cを組み合わせたハイブリッド構成のモデルが準備されていますが、Ryzen 8000シリーズではより多くのモデルにハイブリッド構成が採用されるようです。

リーカーであるOlrak29氏によると、ノートPC向けメインストリームモデルとなるStrix PointについてはZen5を最大4コア、Zen5cを最大8コアの12コア構成になるとのことです。

現行のZen 4cではIntelのE-Coreに似た高効率コアの役割がありますが、Intelとは異なりZen 4cはハイパースレッディングが利用できます。そのため、Zen5cにおいてもハイパースレッディングは有効化されると考えられるため、Strix Pointにつしては12コア、24スレッド構成とノートPC向けCPUとしては多コア多スレッドなCPUになっています。

このStrix Pointについてはメインストリーム向けモデルという事で多くのノートPCに搭載されると見られていますが、注目度が高いモデルはハイエンドノートPC向けのCPUとなるStrix Halo APUです。

このStrix Halo APUについてはZen5を8コア、Zen5cを8コアの合計16コア、32スレッド構成になる予定とのことです。また、Kopite7kimi氏によると、このStrix Haloについてはデスクトップ向けのRyzen 8000をベースとしているようで、チップレットデザインが採用されるほか、ノートPC向けにデスクトップ向けとは異なるI/Oダイを搭載する予定とのことです。

このI/Oダイには内蔵グラフィックスが備え付けられているのですが、恐らくデスクトップ向けでは2~4基のCompute Unitを搭載するなど最低限のグラフィックス性能となるものの、Strix Haloにおいては過去にリークされた通りグラフィックス性能を大幅強化するために、デスクトップ向けとは異なる巨大なI/Oダイを搭載すると見られています。

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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
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コメント

コメント一覧 (3件)

  • エントリー級dGPU搭載のラップトップがHalo APUに置き換えられていくんだろうか
    結局ハイエンド帯はdGPUで4080だの4090だの積むだろうし
    どちらかというとエントリー向けCPU(APU)ってことになるのかな

  • Zen4c CCDが16コアだと考えるとZen5cはそれ以上になるはずだから、4コア+16コアだろう
    8コア+16コアかもしれない、ってモバイルの話か
    デスクトップだとZen5c 2個で32コアかな、そんなに使わんけどー

  • コア数いい加減増やせ
    intelに大差で負けかねん
    7950xで満足できてないんだよ
    x950x狙う人間はGPUも優先だが、最も優先なのはCPUなんだよ
    スリッパは流石にコストに合わん

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