『BigNavi / RDNA2』Radeon RX 6000シリーズの最新情報まとめ

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10月28日発表予定、11月発売予定と言われているAMD Radeon RXシリーズの次期型であるRDNA2アーキテクチャー採用のBigNavi2xですが、ここでは海外リーク情報などで挙がっているRDNA2 BigNavi2xシリーズの発売時期、ラインアップ、パフォーマンス、価格などの情報をまとめて紹介します。

 

目次

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発表・発売後の情報

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発表前までのリーク情報

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Radeon RX 6000シリーズ(BigNavi2x)の詳細

第二世代RDNAアーキテクチャーを搭載

2019年に登場したRadeon RX 5000シリーズではRDNAアーキテクチャーを搭載していましたが2020年登場するRadeon RX 6000シリーズでは改良されたRDNAであるRDNA2アーキテクチャーが搭載されます。

このRDNA2アーキテクチャーを搭載したRadeon RX 6000シリーズはNVIDIAのGeForce RTX 3000シリーズに真っ向から対抗するモデルとして期待されています。

RDNA2では、RDNAに対して電力効率の大幅な改善に注力する事が公式に発表されており、アーキテクチャーの改善やTSMCの7nm+プロセスを利用して達成すると見られています。

発表・発売日

AMDによると、10月28日にRadeon RX 6000シリーズを発表するとしています。
そのため、11月中には実際に発売されると見られています。

ラインアップ

ラインアップについてはあまり噂が出回っていないものの、最も高性能なラインアップはNavi21(通称BigNavi)で最も下位モデルはNavi23と言うコードネームが付けられています。実際の製品名はRX 6000番台になりハイエンドモデルではRX 6900Xと名付けられるのではないかと見られています。

最近のAMDでは、ライバル製品のラインアップと対比しやすい名称にする傾向があります。
NVIDIAが最新のGPUをハイエンドからRTX 3090、RTX 3080、RTX 3070と名付けたため、AMDもハイエンド機種には『9』を入れ、そこから『8』『7』の数字が入った名称になると考えられます。

コードネーム 製品名 ダイサイズ CU SM VRAM
Navi 21 RX 6900X 505 80 >5120? 16GB
Navi 22 RX 6800X? 340 40 2560? 12GB
Navi 23 RX 6700X? 240 ?? ?? 8GB?

総合的なパフォーマンス

RDNA2アーキテクチャーはRDNA1に対して約50%程度のワットパフォーマンスが向上していると公式に発表されています。また、NVIDIAのRTX 2080 Tiに対して20~30%程度向上すると事前情報では挙がっておりNVIDIAに真っ向から対抗するには必要なスペックを兼ね備えていると見られています。

NVIDIAのRTX 3080ではRTX 2080 Tiの2倍以上高性能と豪語され、一時はRadeon RX 6000シリーズは対抗できないのではと言う意見も出ました。しかし、発売後のベンチマーク結果によるとRTX 3080はRTX 2080Tiに対して20~30%の向上に留まっておりRadeon RX 6000シリーズの事前情報が正しければ十分対抗できる製品になると考えられます。

Radeonシリーズ初のレイトレーシング対応

AMDのRadeonシリーズとしてはRX 6000シリーズでは初めてハードウェアレベルのレイトレーシングに対応する事はRDNA2を搭載するPlayStation5やXbox Series Xで公式発表されています。そのため、Radeon RX 6000シリーズも同様にレイトレーシングに対応するのは確実になります。

一方で、NVIDIAのRTXシリーズのように専用コアを用意するのか、汎用的なコアでレイトレーシングを実現するのかなどは明らかにされていません。

価格

価格情報は新商品においては極秘事項のため多くの情報は出回っていませんが、AMD関係者のインタビューではこのように答えています。

Similar to Ryzen,” he says, “all of us need a thriving Radeon GPU ecosystem. So, are we going after 4K, and going to similarly disrupt 4K? Absolutely, you can count on that. But that’s all I can say right now.

Ryzenのように、RadeonGPUも更に発展させることが必要。それと同じように4Kも発展が必要だ。そして、Ryzenのように4K市場を混乱させるぐらいの商品に期待してもらってよい。それだけは言える。

Ryzenでは、Intelに対して同等以上の性能を低い価格で提供し大きく発展を遂げました。恐らくAMDはこの成功体験をGPUでも実現しようとしていると考えられます。そのため、Radeon RX 6000シリーズではNVIDIAのRTX 3000シリーズと同等の性能ながらより安価に提供するのではと考えられます。

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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
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