NVIDIA GeForce RTX 5090とRTX 5080は2024年第四四半期に発売予定
NVIDIAでは2024年3月にデータセンター向けGPUとしてBlackwell GPUを投入しましたが、このアーキテクチャーをベースにゲーミング向けGeForceにカスタマイズしたBlackwellが2024年末頃にGeForce RTX 5000シリーズのフラッグシップモデルから投入されると言われています。
今回、このGeForce RTX 5000シリーズについてフラッグシップのGeForce RTX 5090に加え、ハイエンドモデルのGeForce RTX 5080も含めて2024年第四四半期以降に発売される予定であることが台湾の経済日報経由で明らかになりました。
経済日報がAIB各社から入手した情報によると、NVIDIAは2024年第四四半期以降にGeForce RTX 5090およびRTX 5080を発売を計画しているとのことです。この新しいグラフィックカード登場に伴い、AIB各社のグラフィックスカード出荷を底上げするとともに、Aハイエンドモデルが中心であることから、グラフィックカードの平均単価を押し上げ、利益に貢献する効果を期待しているとのことです。
NVIDIAでは秋以降に発売されたGeForce RTX 3000シリーズやRTX 4000シリーズでは年内に最上位モデルの90系を発売し、そのあとに1つ下の80系モデルまでを必ずリリースしており、RTX 5000シリーズも同様のラインアップで計画しているようです。
ただ、NVIDIAについては発売時期は現行モデルの在庫や販売状況、AMDの動向、市場動向などを見ながらかなり大胆に調整する傾向にあります。そのため、今回の情報では2024年第四四半期と言う事で10月から12月の間に発売が予想されていますが、場合によってはRTX 3000シリーズと同じ様に9月発売と言う可能性もありますが、ひとまずRTX 5090とRTX 5080などのモデルは2024年内に発売される方向でほぼ決まりと言えそうです。
GeForce RTX 5000シリーズについては少なくとも最上位モデルのRTX 5090は年内発売になると考えられていましたが、ハイエンドモデルでそこそこ売れ行きが期待できるRTX 5080も年内発売予定と言うことでRTX 3080などからの乗り換えを検討している人はRTX 4080などを買わずに、少し待った方が良いかもしれません。
特にRTX 5000シリーズではRTX 4000シリーズで弱点とも言えた帯域幅がGDDR7化で大幅改善するほか、ライバルのAMDもRTX 4080並みの性能を持つグラフィックカードを投入してくるとも言われていますのでNVIDIAもRTX 4000シリーズほど手を抜いてこない可能性がありますので待つ価値はあると言えそうです。
補足情報
NVIDIA GeForce RTX 5000シリーズは2024年末頃に発売が計画されているグラフィックカードで、GPUアーキテクチャーには新世代のBlackwell GPUが搭載予定です。メモリーにはGDDR7が採用され、PCIe Gen 5.0に対応すると言われています。
発売時期は、2023年の段階では2025年まで発売が遅れるという話もありましたが、最近登場するリークはすべて2024年内発売と言われています。
製品ジャンル | メーカー | 製品名 | 発売予定時期 |
---|---|---|---|
GPU | NVIDIA | GeForce RTX 5000シリーズ | 2024年第四四半期 |
コメント
コメント一覧 (2件)
5080のバス幅期待できる?
5090が4090以上の高騰になるとさすがにちょっと無理かも
5080でVRAM20GBくらい積んでくれるとまぁこっちでもええかーってなるんだけど…
そしてVRAMの新規格は熱とかも怖い(Ampereの記憶)
PCIe5はともかく、Displayport2.1対応とかじゃなければスルーかもなぁ