NVIDIA GeForce RTX 5000シリーズは消費電力が増大へ。GeForce RTX 5090は600Wを達成。

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この記事はリーク情報に基づいています。詳細はリーク情報の見方とその注意点を解説した記事をご確認ください。
【リーク情報確度:3】

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NVIDIA GeForce RTX 5000シリーズは消費電力が増大へ。GeForce RTX 5090は600Wを達成。

NVIDIAは、2024年末から2025年初めにかけて次世代ディスクリートグラフィックカードであるGeForce RTX 5000シリーズを発売すると言われています。現時点では、RTX 5060から最上位のRTX 5090までがGDDR7を採用し、メモリー帯域幅が大幅に改善されていることが確認されています。また、最上位モデルでは2万コアを超えるCUDAコアを備え、448-bitのバス幅で接続されるGDDR7を搭載することで、1.5 TB/sの帯域幅を実現するなど、ゲーミング向けというよりもAI向けを視野に入れた仕様になっていると考えられます。

そんなGeForce RTX 5000シリーズについては性能向上に伴う消費電力の増大も懸念されていますが、実績あるリーカーのkopite7kimi氏によると同グラフィックカードの消費電力については増える見通しであることが明らかになっています。

kopite7kimi氏によると、GeForce RTX 5000シリーズでは全モデルで消費電力の増加が見込まれており、特に上位モデルほどその増加量が大きくなるとしています。

このリークでは具体的な消費電力の数値は明らかにされていませんが、kopite7kimi氏がフォローアップで回答した内容によれば、最上位モデルのGeForce RTX 5090では、現行のRTX 4090の450Wを超える消費電力となり、12V-2×6(12VHPWR)コネクターが供給できる最大スペックの600Wに迫る可能性が高いようです。

また、ハイエンドモデルとして人気の高いGeForce RTX 4080の後継機であるGeForce RTX 5080でも、消費電力が320Wから400Wに増加すると見込まれ、こちらも大幅な消費電力の増加が予想されます。

メインストリーム向けモデルとして期待されているGeForce RTX 5070についても、「220Wを超えるか?」という質問に対して、kopite7kimi氏は「More(もっと)」と答えており、これも現行のGeForce RTX 4070の200Wを超え、最低でも250W、場合によっては300W近くに達する可能性があると考えられます。

他のモデルについては詳細は明らかにされていませんが、ミドルレンジ向けのGeForce RTX 5060も、現行のGeForce RTX 4060の115W並みになることは考えにくく、GeForce RTX 3060の170Wに近づくか、200W程度に引き上げられる可能性がありそうです。

なお、NVIDIAのGeForce RTX 5090やRTX 5080では、GPUクーラーのサイズが2スロットに縮小されるという噂がありますが、消費電力が増えてもスロットサイズを縮小できるのか、結局は現行のRTX 4090と同様に、RTX 5090でも3スロットクーラーが採用されるのか、まだ不明な点が多く残っています。しかし、発売が2024年末から2025年初めに予定されているため、これからさまざまなリーク情報が登場すると考えられ、今後の情報に注目が集まります。

コメント

NVIDIAのGeForce RTX 5000シリーズでは、新たにBlackwellアーキテクチャを採用し、GDDR7を搭載するほか、最上位モデルでは2万コアを超えるCUDAコアを備えるなど、RTX 3000シリーズからRTX 4000シリーズで見られた以上のスペックアップが上位モデルで行われる見込みです。そのため、kopite7kimi氏が述べたように、上位モデルほど消費電力の増加量が多くなるというのは理解できる変更と言えます。

GeForce RTX 5090はもちろんですが、RTX 5080でも320Wから400Wに消費電力が増加するため、場合によっては電源ユニットの買い替えが必要になるかもしれません。これにより、ハイエンドモデルを利用したいユーザーにとっては、手間が増える可能性があります。また、RTX 5070も200Wから300W付近に消費電力が上昇する可能性があるなど、全体的に消費電力が増えるため、扱いにくいグラフィックカードになるかもしれません。しかし、その分、性能の大幅な向上も期待できると言えるでしょう。

補足情報

NVIDIA GeForce RTX 5090はRTX 5000シリーズの最上位モデルにラインアップされるモデルで、最上位のGB202 GPUが搭載されますが、一部CUDAコアなどは無効化される見込みで、バス幅も512-bitから448-bitに減らされる見込みです。GPUのサイズとしてはリファレンスモデルのFoudners EditionではGPUクーラーが2スロットに小型化されるとも言われています。

製品ジャンルメーカー製品名発売予定時期
GPUNVIDIAGeForce RTX 5000シリーズ2024年末から2025年はじめ
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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。
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コメント

コメント一覧 (5件)

  • 同氏は4090も600Wになるとか言っていたので、今回もどうだかなという目で見ています。
    消費電力はキープして、Blackwell自体の素性の向上とDLSS4?(AI補完)で十分な数値目標達成できそうな気がする。

    まぁ、ある程度見越して1000W越えの電源を使ってるし最悪200Vも引いてるのでどっちでもいいんですが、
    電気代など現実的なところとしては低めだとありがたいですね…

  • 600Wだと買う気が起こらないし、むしろ5070クラスにDRAM 64GB積んでくれた方が使い勝手がいい、型番はRTX 6000 BWになるんだろうけど、ボッタくるからなー、革ジャンは

  • 同じアーキテクチャーテクノロジーでcudacore数だけ増えてたから、爆熱電力増大は読めていた
    だけど500wとかいうリークも出てて同じ技術で50w足したくらいで大した性能増にはならないのにと疑問だった

    5000シリーズは3000シリーズと似たようなものになるだろう
    4090あるしいらねって感じ

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