NVIDIA GeForce RTX 4080では16GBと12GB版が存在?12GB版は192-bitに

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NVIDIAでは2022年末までにGeForce RTX 4000シリーズを発表、発売をすると見られていますが今回この中で売れ筋のハイエンドモデルとなるGeForce RTX 4080として登場する類別に関するリークが出現しました。

目次

ハイエンドGPU:NVIDIA GeForce RTX 4080

NVIDIAでは2022年秋頃からGeForce RTX 4000シリーズの内、RTX 4090を先頭に、2022年末から2023年初旬にRTX 4080、RTX 4070の発売を予定しています。

この中でハイエンドモデルであるGeForce RTX 4080については現行のRTX 3080の在庫が多く積み上げられていることから2022年中に発売が行われるのか状況は流動的となっています。ただ、準備については着実に進められているようでつい最近ではRTX 4080 Founders Editionの写真が流出していました。今回はこのRTX 4080について、2つのVRAM容量が用意されるというリークが出現しました。

VRAM容量は12GBと16GB版が存在

NVIDIAのGeForce RTX 4080についてはCUDAコアを9728基搭載し、VRAMには23GbpsとなるGDDR6Xが256-bitのバス幅で16GB搭載されると言われていますが、今回このRTX 4080のVRAM容量について新しい情報が出現しています。

 

MEGAsizeGPU氏からRTX 4090およびRTX 4080のAIB向けリファレンス基板に関する情報が出現しています。

この情報によると、RTX 4090については24GBのGDDR6Xが搭載されるというのは既に情報として明らかになっていますが、RTX 4080については16GBのGDDR6Xを搭載する基板の他に、12GBのGDDR6Xを搭載する基板に関しても準備が進められているとの事です。

また、補足としてRTX 4080の16GB版と12GB版では基板が全く異なる設計になっているようです。

RTX 4080の12GB版はバス幅が192-bitに?

現行のGeForce RTX 3080では10GB版と12GB版が存在し、バス幅は前者が320-bit、後者が384-bitとなっていますが、RTX 4080については16GB版が256-bitとなり、12GB版は192-bitとRTX 3080と比べると半分のバス幅になる可能性があるようです。

この192-bitと言うと現行のRTX 3060と同等レベルになっており、帯域幅に関して不安が残りますがNVIDIAとしては速度23GbpsのGDDR6Xを搭載し、GPU側にも大容量なL2キャッシュを搭載し帯域幅低下によるパフォーマンス低下を防ぐ措置は行うようです。

なお、NVIDIAでは過去にRTX 3080でも16GB版や20GB版を用意していたものの、発売はされずお蔵入りとなっていますので今回の12GB版に関してももしかしたらサンプルとして登場しただけで発売するには至らない可能性は大いにあるようです。

 

最近のゲームではVRAM容量を大量に消費するゲームが多くRTX 3080の10GB版では容量不足気味となる事もありましたので例えRTX 4080で12GBが出現しても多くのユーザーは16GB版を選択すると考えられます。特にハイエンドモデルであるため、わざわざ12GB版を買う理由が無いと思いますので個人的にこの12GB版は日の目を見る事無くお蔵入りかRTX 3070 Tiとして発売がされる気がしますね。

特に12GB版ではバス幅192-bitに縮小となるのはインパクトとして強烈で、例えパフォーマンスに影響がないように高速なGDDR6Xが搭載されていてもRTX 4080系などハイエンドモデルを買うようなユーザーからすると不安に感じさせられる仕様になっています。

PS5も6000円値上げされますので、Amazonで買えるかは分かりませんが、欲しい人は早めにエントリーする事がオススメです。

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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
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