NVIDIA GeForce RTX 4060は6月29日発売へ。低い販売台数予測から当初の7月上旬予定より数週間早く登場。
NVIDIAでは2023年5月24日にGeForce RTX 4060 Ti 8GBを発売を皮切りに、7月上旬にはメインストリーム向けのRTX 4060を、7月下旬にRTX 4060 Ti 16GBの発売を計画していましたが、どうやらRTX 4060については当初の計画に対して発売時期が促進される事が明らかになりました。
GPU関連のリーカーであるMEGAsizeGPU氏によると、RTX 4060については当初の予定より早く登場するとのことで、NVIDIAの新製品発売までのスケジュール間を示した資料によると発売日は2023年6月29日に設定されるようです。
発売までのスケジュールとしては、6月12日から各代理店や量販店への商品発送が開始される見込みで、発売日の前日にあたる6月28日にメーカー希望小売価格で販売されるモデルに限ってレビューが解禁され、翌日に2023年6月29日(日本時間22:00)からRTX 4060の発売が開始されるようです。また、発売日以降はメーカー希望小売価格を上回るカスタムモデルなどのレビューも解禁されるとのことです。
RTX 4060の登場が当初予定より促進された理由については明らかにされていませんが、NVIDIAとしては供給体制を整えてから発売を行うためにRTX 4060 Tiより遅い7月発売を設定していたと考えられています。しかし、直近のRTX 4060 Ti 8GBの低い販売台数からNVIDIAでは販売台数の想定を引き下げ、結果的に6月末であれば需要をカバーできるだけの在庫を確保できると判断した可能性がありそうです。
このRTX 4060についてはCUDAコアが3072基で動作クロックは最大2.46 GHzと動作クロックは先代のRTX 3060より大きく向上していますが、CUDAコア数は14%減らされています。メモリー関係ではVRAM速度が17Gbpsに向上していますが、バス幅は192-bitから128-bitへ減り、帯域幅も272 GB/sとRTX 3050並みの水準になっています。VRAM容量は8GBとなっており、価格は$299で先代のRTX 3060より安価に設定されていますが、北米では$20~30、日本では2000円程度追加すれば性能が高く、1440pまで対応が可能なRTX 3060 Tiを入手できる事からあまり期待されていないモデルになってしまっています。
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唯一、このRTX 4060に期待できる事と言うとAMDがRadeon RX 7600を土壇場で$299から$269に値下げを行ったためNVIDIAも対抗して$269にまで値下げする事ですが、NVIDIAが銀行向けのプレゼンテーションでRTX 4000シリーズは客単価向上に貢献しているとも明らかにしているため、AMDに追従して値下げを行う可能性は低いと言えそうです。
コメント
コメント一覧 (4件)
またNvidiaが産廃量産してるわ。
こんなん馬鹿しか買わんだろ。
BOT専用パーツになりそう
「Gforce最新作搭載Windows11お手頃価格ゲーミングPC」
とか書かれて、よく解ってない層に押し付けるんだろうなぁ
これ買う人は1080p60Hzのモニターだろうし、PS5でいいやってなる
AV1エンコーダとしての価値はあるかも。3万円程度なら
nvidiaはpascalで稼いだコスパ面の貯金を完全に使い切ったな。レイトレ無いならFSRとRadeonで十分だわ