NVIDIA GeForce RTX 3050 6GBにはファンレスモデルも存在。
Palit GeForce RTX 3050 6GB listed in Russia, fanless model planned | Videocardz
NVIDIAでは2024年2月を目処に製造中止されたエントリーモデルのGeForce GTX 1650の後継モデルとして、GeForce RTX 3050 6GBの発売を予定していますが、このモデルの中で最近のグラフィックスカードとしては珍しいファンレスモデルがラインアップされることが明らかになりました。
ファンレスモデルの存在はVideocardzが独自に入手した情報で、Palit製としてGeForce RTX 3050 6GB KalmXというモデルが用意されるようです。
このモデルは2スロットモデルで、GPUクーラーとしてはGPUブラケットよび幅が広い大型なヒートシンクを備えていますが見た目の通りファンはなく静粛性を求めるユーザーには最適な仕様になっています。
このRTX 3050 6GBについては2022年はじめに発売されたRTX 3050 8GBに対してCUDAコアは2560コアから2048コアに減り、VRAMは名前の通り6GBに減少、さらにバス幅は128-bitから96-bitに減るなど大幅なスペックダウンが行われています。
しかし、性能が下がることで消費電力が8GB版の130Wから70~75Wに減少すると見られているため追加の電源コネクターが不要となるモデルも準備されるほか、今回のようにファンレスモデルが導入できるようになったと考えられます。
ここ最近のグラフィックスカードについてはエントリーモデル含めて消費電力が高いため電源コネクターレスのモデルはもちろんの事、ファンレスモデルの存在もレアでしたがこのRTX 3050 6GBの投入によりそのようなモデルが身近になりそうです。
コメント
コメント一覧 (1件)
ワイGTX1030のファンレス持ってたが、わりとアリだったぞ。ヘボい性能だったが古いパソコンにグラボを挿すのに使えたね。補助電源もないからエントリーとしてイイかも。