楽天モバイルのRakuten Hand 5Gなど4機種に脆弱性。楽天はサポート終了で買い替えを推奨

楽天モバイルのRakuten Hand 5Gなど4機種に脆弱性。楽天はサポート終了で買い替えを推奨

楽天モバイルが2020〜2022年に発売したRakuten Hand 5Gなどのオリジナルスマホ4機種で、起動時の検証にテスト用の鍵が使われ、改ざんしたシステムも正規のものとして通る脆弱性が明らかになりました。ただ、4機種はいずれもサポートが終わっており、楽天モバイルは使用をやめるよう勧めています。

目次

起動時の検証にテスト用の鍵。改ざんしたシステムも正規として通る

Rakuten Mini、Rakuten Hand、Rakuten BIG s、Rakuten Hand 5Gは、楽天モバイルが2020年1月から2022年2月にかけて発売したオリジナルスマホで、最も新しいRakuten Hand 5Gも2025年12月末でサポートが終了しています。

そんな中、この4機種のすべてのバージョンで、起動時の検証機能「Android Verified Boot(AVB)」に、Androidの開発用に公開されているテスト用の鍵がそのまま使われていたことが10月14日に公表され、深刻度はCVSS v4で7.0(重要)とされています。AVBは起動のたびに、OSなどのファームウェアがメーカーの鍵で署名されたものかを確かめて改ざんを防ぐ仕組みですが、テスト用の鍵は署名に使う鍵ごとAndroidのソースコードで公開されているため、誰でも改ざんしたファームウェアを同じ鍵で署名し直せます。

楽天モバイルによると、改ざんしたファームウェアも正規のものとして認識されるため、端末を一時的に操作できる攻撃者にインストールされると、端末の権限を取られたり、不正なプログラムを実行されたり、設定を変えられたりするおそれがあるとのことです。

対策は使用中止のみ。楽天側は買い替えを推奨

4機種はすでにサポートが終わっているため、楽天モバイルと、脆弱性を公表したJVNが示している対策は、使用をやめて他の製品への買い替えなどになっています。

なお、初期化(工場出荷状態へのリセット)で消えるのは利用者のデータの領域で、改ざんが入るOSなどのファームウェアは書き換わりません。4機種は改ざんされたファームウェアは初期化しても元に戻らず、中古で買ったり人から譲り受けたりした端末は、前の持ち主の手元などで改ざんされていても見分けるのは難しいとみられます。

そのため、Rakuten Mini、Rakuten Hand、Rakuten BIG s、Rakuten Hand 5Gの4機種を今も使っている場合は早急に他の端末への買い替えが求められる状況になっています。

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この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

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