Radeon RX 8600 はCU 32コアとVRAM 8GBに据え置きの可能性

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Radeon RX 8600 はCU 32コアとVRAM 8GBに据え置きの可能性

AMDは2025年1月に開催されるCES 2025にてRadeon RX 8000シリーズを発表予定です。このシリーズの上位モデルであるRadeon RX 8800 XTは256-bitのバス幅を持ち、16GBのVRAMを搭載します。RDNA4化により、RTX 4080に迫るラスタライズおよびレイトレーシング性能が期待されています。ただし、RX 8800 XTはアッパーミドルレンジに位置するため、決して安価ではありません。そのため、ミドルレンジの中核を狙うRadeon RX 8600への消費者の関心は高いと見られます。しかし、RX 8600 XTはNavi 33 GPUと同様に32コアのCompute Unitを搭載し、VRAM容量も再び8GBに据え置かれる可能性が高まっています。

リーカーのKepler氏によると、AMDのRadeon RX 8000シリーズについて「AMD (GPU)はチャンスを逃す機会を絶対に逃さない」と発言しています。この発言の背景として、3世代にわたりx600系は32基のCompute Unitと8GBのVRAMを搭載すると述べています。

実際に過去に登場しているリーク情報でも、RX 8600系に搭載されるNavi 44は32コアのCompute Unitを搭載するとされており、現行RX 7600系搭載のNavi 33と全く同じコア構成になると言われています。ただし、Navi 44はRDNA4化によるレイトレーシング性能の向上や動作クロックの上昇なども含まれているため、性能は向上するとともにダイサイズの大幅な縮小も実現され、コストパフォーマンスに期待が寄せられています。

一方、RX 8600シリーズで懸念されるのはVRAMの容量です。Kepler氏によると、再び8GBのVRAMが搭載されるとのことです。特にVRAMに関しては、『モンスターハンターワイルズ』がVRAM 6GBを最低要件としているほか、『インディ・ジョーンズ アンド ザ・グレート・サークル』などでは最低要件として8GBのVRAMが必要となっており、1080p解像度でのプレイを想定しても8GBのVRAMでは心細いと言えます。

Intelが発売するArc B580では12GB、B570は10GBなど、VRAM容量を8GB以上に増やしています。また、RTX 5060 TiやRTX 5060ではGDDR7を採用することで3GBモジュールも使用可能となり、VRAM容量の12GB化が可能です。

一方、RX 8600シリーズはGDDR6を採用するため、8GBまたは16GBの構成となります。16GBに関してはミドルレンジモデルとしては価格設定がかなり高めになると予想されます。そのため、RX 8800シリーズには期待が持てるものの、RX 8600シリーズには若干の不安が残る構成となっています。ミドルレンジモデルを求める消費者にとって、AMDがどのようなスペックや販売価格を提示するのか、今後の動向に注目が集まります。

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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
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コメント

コメント一覧 (1件)

  • Navi44は基本的にコスパ重視なのだろうから当然8GB化など「削れる」部分はカットしてくるはず。
    でもそれとは別に7600XTみたいに多少高くなってもメモリ増量モデル?も需要があれば出してくるたろう

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