PlayStation 6 (PS6) もAMD製APUを採用へ。Intelも入札するもコスト高で敗北

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PlayStation 6 (PS6) もAMD製APUを搭載へ。Intelも入札するもコスト高で敗北

ソニーでは現行PlayStation 5 (PS5)がライフサイクル後期に差し掛かり始めており、後継モデルになるPlayStation 6 (PS6)の開発を進め始めていると見られています。そんなPS6について、ロイター通信が業界筋から入手した情報によると、PS6に採用されるチップセット類に関して現行PS5と同じくAMD製を採用し、製造もTSMCで行われる見通しであることが明らかになりました。

PS6のチップセットに関してはPS4から採用されているAMDのほかにIntelも交渉の席についていたようです。特にIntelはPS6のチップが採用されれば薄利ではあるものの、数年間にわたって数百万台のチップを供給することになり、苦戦しているファウンドリー事業のテコ入れにもつながることを目論んでいたようです。しかし、Intel側が提示した価格が原因で交渉がまとまらなかったほか、今までAMD製アーキテクチャーを採用していた中で後方互換性が危ぶまれるなど様々な要因が重なったことでIntelは最終的には注文獲得には至らなかったようです。

なお、IntelはPS6の入札失敗について、「この見方には強く反対するが、現在または将来の顧客との会話についてはコメントしない」としている一方で、AMDはコメント自体をしていないようです。

PS4以降、ソニーが採用するAMD製チップセットはCPUとGPUを組み合わせたAPUを採用し続けているため、PS6も同じくAPUを採用すると見られています。ただ、PS6の登場は2027年以降になると言われているためAPUに内包されるアーキテクチャーなどの詳細はまだ不明ですが、順当に行けばCPUにはx86系CPUとしてZen 7世代、GPUにはRDNAの後継となるUDNA系が採用されると見られています。

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ソース

Exclusive: How Intel lost the Sony PlayStation business | Reuters

https://www.reuters.com/technology/how-intel-lost-sony-playstation-business-2024-09-16

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