Intel Panther Lakeの内蔵GPUは最大192コア搭載、CPUは最大16コア構成に
Intelでは2024年にデスクトップ向けのArrow LakeとノートPC向けのLunar Lakeを投入予定ですが、今回Lunar Lakeの後継モデルとして計画されているPanther Lakeについて内蔵GPUに関する情報が登場しました。
Exclusive:- #Intel #Panther Lake
— Prakhar Verma (@Prakhar6200) May 6, 2024
PTL-U:- 4P+0E+4e with 4 Xe3
PTL-H:- 4P+8E+4e with 4 Xe3
PTL-H:- 4P+8E+4e with 12 Xe3@highyieldYT @Titanustruth @SaintjohnD @AkashAero_ @facegamefps @mpr_reviews @gerulis20 @e_sunny4 @faridofanani96 @GraphicallyChal @andrewmarcdavid pic.twitter.com/iQ6BjRB23U
海外のリーカーがPanther Lake各モデルのCPUコアおよび内蔵グラフィクスコア数についてリークしており、Prakhar Verma氏によるとPanther Lakeは低消費電力のUと通常版のHの2つラインアップされ、Panther Lake-Uでは4P+0E+4e (LP E-Core)を搭載し、内蔵GPUにはCelestialアーキテクチャーを採用したXe3を合計4基、コア数で言うと合計64コア搭載するとのことです。
通常版のPanther Lake-HではCPUは4P+8E+4eの合計16コアで、内蔵グラフィクスはPanther Lake-Uと同じXe3を4基搭載した64コア版に加え、Xe3を12基搭載した192コア版も用意される可能性があるとのことです。
Panther Lakeの内蔵グラフィクスはXe3を4基と12基の2モデル投入されるとのことですが、同様の情報はCorebootのPCI-IDにも記載されており、Panther Lakeを指すPTLと内蔵グラフィクスの類別を指すGT3とGT2の2つが登録されています。
ノートPC向けCPUはAMDがStrix PointとStrix Haloなど内蔵グラフィクス性能を大幅強化した製品を投入する一方で、Intelは同時期にLunar Lakeを出すことでStrix Pointに対抗することを考えている様です。しかし、Strix Haloに対して対抗できる製品はないため、Strix Haloが投入される2025年初旬に対して、2025年末頃にはなるものの内蔵グラフィクス性能を大幅強化したPanther Lakeを投入するようです。
なお、このPanther LakeはLunar Lakeの後継となりますが、Lunar Lakeは末尾がVになる一方で、Panther Lakeは再びUとHに戻る可能性がありますのでまたCPU型番を覚えなおす必要がありそうです。
Prakhar Verma | X (Twitter)
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soc/intel: Add Panther Lake PCIE device IDs | Gerrit
補足情報
Panther LakeはIntelが2025年以降に投入を目指しているLunar Lakeの後継モデルで、現時点ではノートPC向けのみラインアップされ、デスクトップ向けにはNova Lakeが投入されると言われています。
製品ジャンル | メーカー | 製品名 | 発売予定時期 |
---|---|---|---|
CPU | Intel | Panther Lake (Core Ultra 300) | 2025年以降 |
コメント
コメント一覧 (3件)
intelは先行き雲行き怪しいな
今回1部のCPUで問題も起きたし高クロックにしないと性能は上げられなさそうだしAMDのシェアひろがりそう
正直足りてる感半端ない
むしろn100後継のGPUだけ上げてくれればほかどうでもいい
16コアらしいけどHTはあるのかな?
最近無くなるって噂だけど…
まぁノートなら発熱減らしたほうが安定
するけども