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NVIDIA GeForce RTX 5000 が販売不振。8月から卸売価格を値下げへ

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この記事はリーク情報に基づいています。
詳細はリーク情報の見方とその注意点を解説した記事をご確認ください。
【リーク情報確度:3】

目次

NVIDIAがGeForce RTX 5000シリーズの卸売価格を値下げ。2025年8月から実施

NVIDIAのGeForce RTX 5000シリーズは、2025年1月30日の発売当初、極度な品薄を背景にメーカー希望小売価格(定価)を大幅に上回る価格で販売されていたにも関わらず、抽選販売が続くほどの人気で好調なスタートを切ったと見られていました。

しかし、供給が安定し始めた2025年5月以降は需要が落ち着き、さらに発売時のレビューが不評だったことも影響してか、販売価格は右肩下がりとなっています。例えばハイエンドモデルのGeForce RTX 5080は、発売当初19万円で販売されていましたが、2025年7月末頃には16万円を切るなど、価格設定はかなり弱気になりつつあります。

こうした状況を受け、NVIDIAはGeForce RTX 5000シリーズの値下げを計画しているようです。背景には、この深刻な需要の低迷があると見られています。

中国の博板堂によるとNVIDIAとAIBはGeForce RTX 5000シリーズについて、AIBや代理店側は7月の販売ノルマ達成に向けて量販店などの支援をしていたほか、継続的な支援のため2025年8月からは卸売価格の値下げも計画していることがリークされています。

この値下げの理由として、GeForce RTX 5000シリーズが量販店などエンドユーザー向けの販売チャネルにおいて、販売ペースが急激に鈍化していることが挙げられています。これに伴い小売価格は下落を続けており、さらに流通在庫も著しく増加しているため、供給が需要を大きく上回る状況が続いているとのことです。そのため、今回の卸売価格の引き下げは、この販売不振と在庫過多を解消するための措置と見られています。

GeForce RTX 5000 SUPERの発売も意識され始めている?

NVIDIAは、2025年10月から12月の間にリフレッシュモデルとなるGeForce RTX 5000 SUPERシリーズを発売すると見られています。これらのモデルでは、現行のRTX 5000シリーズで不満点として挙げられていたVRAM容量が1.5倍に拡大されるほか、パフォーマンスも主に動作クロックの向上によって若干引き上げられる見込みです。

また、先代のRTX 4000 SUPERシリーズのようにコストパフォーマンスを意識した価格設定になるとも予想されています。このため、もし現行RTX 5000シリーズの在庫が積み上がったままだと、AIBや代理店、量販店などが仕入れ価格以上で販売することが困難になる可能性があります。

そのためNVIDIAやAIB、代理店などは、現行のRTX 5000シリーズの価格を下げることで在庫を圧縮し、RTX 5000 SUPERシリーズが登場した際に過大な在庫を抱える事態を避けようと調整に迫られているようです。

コメント

GeForce RTX 5000シリーズは先代モデルに対して性能があまり上がっていないなど酷評を受けているほか、インフレの影響を加味してもRTX 2000やRTX 3000シリーズから同クラスのRTX 5000シリーズへ買い替えを考えるユーザーからすると発売当初の価格は手が出せない人がほとんどと言えます。そのため、強気な価格設定は維持できず今回のリークの通り崩壊する方向となりそうです。

なお、日本での販売価格は既にRTX 5080などはRTX 4080 SUPERの末期に近い価格で販売されていますが、卸売価格の引き下げにより更なる値下がりも期待できます。そのため、特にお盆休みに行われるであろう各量販店でのセールではRTX 5000シリーズが目玉商品として非常に安くで販売される可能性も考えられるため、もしRTX 5000シリーズの購入を考えている人は今後の価格動向やセール情報には注目しておいた方が良いです。

ソース

注意:RTX50系列显卡预估8月成本将被下调 | 博板堂

http://www.boardchannels.com.cn/thread-128232-1-1.html

この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、加えて経済やマーケティングなどの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。
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コメント

コメント一覧 (1件)

  • 12/16ピンのPCIE補助電源ケーブルは電流のアンバランスで焼ける問題があるので、
    ピンを細くして本数を増やしてもそりゃ燃えるだろと。
    コネクタちゃんと差し込んでも、初期不良あったらグラボと電源がダメになる。
    経年劣化で数か月後に燃えた例もある、しかもグラボしか修理を受けてもらえない。
    電源の方は燃えてるので修理を受け付けません、で終わり。
    確かに保証書には燃えたり物理損傷がある場合は修理を受け付けない、と書いてあるけど。

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