Meteor Lake-SのソケットはLGA1851で確定。DDR5-7500まで対応

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Intelでは2024年にデスクトップ向けの第14世代CPUとなるMeteor Lake-Sを発売予定としていますが、今回このMeteor Lake-Sに搭載される新ソケット、LGA1851がIntelのホームページの中に記載されている事が発見され、メモリーに関する情報が出現しました。

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Intelのサイトマップ上にMeteor Lake-Sに搭載予定のLGA1851が記載。メモリーはDDR5-7500まで対応

Intelが2024年にデスクトップ向けに発売を予定しているMeteor Lake-Sについてはソケットが現行のLGA1700から一新され、LGA1851に変更がされるというリークが今年の6月頃に出現しました。

Intel Meteor LakeおよびArrow LakeではLGA1851に。2551はBGAだった模様

このLGA1851について、Intel製品向けのデザインツール販売サイトのサイトマップ上にMeteor Lake-Sを指す『MTL-S』と言う記載と『LGA1851』と言う記載が見つかったようです。

このサイトマップ上には他にも以下の情報が見つかっているようです。

LGA 1851関係

  • lga1851-mtl-ps-interposer-for-the-gen5-vr-test-tool
  • lga1851-mtl-ps-interposer-prototypes-internal-only

Meteor Lakeシリーズ全般

  • meteor-lake-p-lpddr5x-7500-x32-type-4-alpha-pdk-for-memory-suppliers
  • meteor-lake-m-lpddr5x-6400-type-4-alpha-pdk-for-memory-suppliers
  • meteor-lake-s-ddr5-beta-cpu-upgrade-for-memory-suppliers

Arrow Lake-S関係

  • arrow-lake-s-ddr5-qual-cpu-upgrade-for-memory-suppliers

メモリー関係ではノートPC向けのMeteor Lake-PについてはLPDDR5X-7500まで対応しているため、デスクトップ向けでは最低でもDDR5-7500まで対応すると見られています。

薄型ノートPC向けのMeteor Lake-MにおいてもメモリーがLPDDR5X-6400と現行のLPDDR5-5200より高速化されておりCPUと内蔵グラフィックスのパフォーマンスが大きく向上すると見られています。

Intelは2023年にRaptor Lake Refreshを投入へ。Meteor LakeとArrow Lakeは2024年登場

LGA1851に関してはMeteor Lake-Sの他にArrow Lake-Sでも採用が予定されるようですのでAlder Lake-SとRaptor Lake-Sで採用されているLGA1700と同じく2世代に渡ってサポートが行われるようです。

 

Alder LakeやRaptor Lakeで採用されているLGA1700に対してMeteor Lakeから採用されるLGA1851ではソケットのサイズ自体は同じで、形も長方形型を維持するようです。ただ、Meteor Lakeからはタイルアーキテクチャーが採用されるため、CPUパッケージの高さが1mmほど分厚くなる事が明らかになっていますのでIntelは問題ないと言っているものの気になるCPUの反り問題は若干解消されるかもしれませんね。

ただ、どちらにせよ2世代でCPUソケットが変わるIntelの伝統は継承されるようです。

 


 

 

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