Intelでは2022年秋頃より第13世代デスクトップ向けCPUとなるRaptor Lake-Sシリーズを発売予定としていますが、この中で最上位モデルとなるCore i9-13900KのES品が中国の闇市で販売がされているようです。
2022年秋以降発売のRaptor Lake-S
Intelでは第13世代デスクトップ向けCPUとしてRaptor Lake-Sを2022年秋頃以降に発売を予定しています。この中ではじめに登場するのモデルナンバー末尾にK、KFがつくオーバークロック可能なハイエンドモデルが予定されていますが、この中で最上位モデルとなるCore i9-13900KのES品が中国のオークションサイトに登場したようです。
続報:販売されていたCore i9-13900K ES1品のベンチマークが出現しました。
闇市で出ていたCore i9-13900Kベンチマーク出現。Ryzen 9 5950Xを10%超え、ES3は5.5 GHzでの動作も
ES品だが、ASUS製 Z690マザーボードでOC含めて動作する模様
Core i9-13900KのES品が出品されているのはGoFishと呼ばれるオークションサイトに出品されています。
https://gazlog.com/entry/intel-raptorlakes-etvb?fromblackmarketi9
このCore i9-13900Kは本来であれば最大6 GHzに近いブーストクロックを発揮するとリークが出現していますが、出品されているモデルはES品のため、ベースは2.4 GHz、ブーストは4.6 GHzに抑えられていると見られています。
出品者によると、このCore i9-13900KはASUS Z690 ROG APEXマザーボードでの動作を確認しており、オーバークロック機能も有効との事です。
このES品CPUは2850人民元、日本円にすると58000円程度で販売されていましたが2022年6月28日時点では既に販売済みになっていますので、近い内にBilibili上でベンチマークなどが掲載されるかもしれません。
発売前のCPUがこのように出品される理由としては、マザーボードメーカーなどに対して動作確認用にIntelがCPUを供給するのですが、この中でIntelへ返送する際に一部が盗まれたりしてこのようにES品が発売前にオークションサイトに出品されたりするようです。
Core i9-13900Kについては2022年秋頃発売という事で、既にマザーボードメーカーなどに対してES品CPUがマザーボード開発用などの目的で送られていると見られていますが、このように出品され始めている事からこのCPUについて詳細なベンチマークが出現するのは時間の問題と言えそうです。
コメント