IntelがNUCなどの小型PC事業を終了へ。選択と集中の一環で。

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IntelがNUC系の小型PC事業への新規投資を終了。事業整理の一環

IntelのNUC(Next Unit of Computing)は、Intelが開発した超小型のデスクトップパソコンで、手のひらに乗るぐらいの小さな四角い立方体形状の筐体にノートPCなどに搭載されるTDP28W帯のCPUを搭載した製品となっています。性能自体はノートPCと同等レベルになっていますが、複数のHDMI出力やUSBポート、イーサーネットポート、Wi-Fiなどを備えているため、一般的なオフィスで利用に最適な他、旅先のホテルの液晶に繋いで仕事をしたり、ホームシアターPC用途から産業用途など幅広い用途で使用でき、人気なPCでもあります。

また、このNUCによって小型PCと言う新しいジャンルが開拓され、MinisForumをはじめとする小型PCを専門にする企業なども登場しました。

しかし、そんなIntelのNUCでしたが、Intelの収益悪化に伴い新規モデルの開発はこれ以上行われない事が明らかになりました。

IntelではNext Unit of Compute (NUC)事業への直接投資を停止し、エコシステムパートナーがNUCのイノベーションと成長を続けられるようにする戦略に転換する事を決定しました。この決定はIntel Client Computing Group (CCG)やNetwork and Edge Computing (NEX)事業には影響を与えません。さらに、現在市場に出ている製品についてはパートナーと協力し、サポートの円滑な移行と遂行をします。

Intel

Intelでは今回のNUCの開発中止は『戦略の転換』としていますが、実質的には撤退と言えるものになっていますが、NUCと言う規格自体はASRockなどが既にNUCサイズのマザーボードやPCなどを発売しているほか、NUCライクな小型PCについてはMinisForumやGMKTek、Beelinkなど多くの企業が参入しているため、NUC規格またはNUCに等しい製品については今後も様々な企業から発売はされていくものと見られています。

ただ、IntelのNUCについてはIntel製と言う事もあり信頼性が高いほか最新鋭のCPUを搭載していたり、ゲーミングPCライクなNUCも出すなど野心的な製品も多くファンが多かったのも事実です。

一方で、Intelがこのような戦略の転換を行った背景には収益性の低下が挙げられており、4月にはサーバー事業を売却するなど主力のCPUやGPU、ファウンドリー事業やオートモーティブ事業以外は縮小させていく姿勢が明確になっています。このNUCもサーバー事業に近い存在で主力事業ではなく高い収益が期待できる事業ではなかったため、今回のような撤退と言う選択が取られたものと見られています。

なお、現在最新鋭のNUCは第13世代CPUであるRaptor Lakeを搭載したNUC 13 Proが最新モデルとなっています。AmazonではOSやメモリーが搭載されていないベアボーン状態の製品がCore i3/i5/i7モデル共に売られているため、気になる方は在庫限りであると考えられるため、検討の上購入する事をおすすめします。

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