Intel Nova Lakeの量産直前サンプルが出回り始める。2027年初頭の発売に向け開発進む

Intel Nova Lakeの量産直前サンプルが出回り始める。2027年初頭の発売に向け開発進む

Intelの次世代CPU「Nova Lake」で、8月の時点では未配布とされていた量産直前の検証用サンプル(QS)が出回り始めたようです。

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HWiNFOがNova Lakeの量産直前サンプルに対応

デスクトップ向けのNova Lake-Sは、Intelが2027年初頭に28コア版から順次発売する見通しの次世代CPUで、ソケットは現行のLGA1851からLGA1954へ切り替わります。8月にはテスト中の「Core Ultra 9 4950K」とされる個体のスコアが出ていましたが、これは開発初期の試作品であるES(エンジニアリングサンプル)段階のもので、リーカーのGotou_3rd氏は当時、その次の段階にあたる量産直前の検証用サンプル「QS」はまだ配布されていないとしていました。

こうした中、監視ソフトのHWiNFOがプレリリース版の「HWiNFO 8.53 Build 6075」を公開し、その更新履歴にはNova LakeのQS対応の改善と、CPU内部でメモリコントローラーなどを束ねるシステムエージェント部の動作電圧の報告値(SA VID)の修正が並んで記載されました。HWiNFOは以前からNova Lakeに対応していましたが、これまでの対応内容はプラットフォーム全般やテレメトリ、モバイル向け派生への対応で、QSを名指しした記載は今回が初めてです。

このQS(クオリフィケーションサンプル)はESより後の工程で作られる検証用サンプルで、製品版に使われるシリコンに近く、製品発売前にIntelのパートナーへ配られてプラットフォームの検証に使われます。識別用の文字列を足すだけであれば電圧の報告値まで直す必要はないため、今回の更新は、すでに配布されたQSの実機でセンサー値を確認した結果とみられます。

量産は2026年内に開始へ。2027年初頭の発売は予定通り進む見通し

Nova Lake-Sの量産開始は、9月に流出した中国の販売代理店向け資料では2026年第4四半期と案内されており、4月時点の見通しだった2027年初めより1四半期早い計画です。QSは量産の数か月前に配られるサンプルのため、8月に未配布とされていたものが9月に出回っているのであれば、2026年第4四半期の量産開始に間に合う時期で、前倒しされた計画のまま進んでいるとみられます。そのため、発売も計画通り2027年第1四半期に行われる可能性が高く、買い替えを迷っている場合はこれぐらいの時期に発売されることを念頭に計画を立てた方が良さそうです。

なお、QS版は製品版に近いシリコンを使った最終検証段階でもあるため、今後Nova Lake関連のベンチマークなどが明らかになる可能性も高まっています。

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2026/09/21 更新
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この記事を書いた人

Kazukiのアバター Kazuki 編集兼運営者

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
自作PC歴は10年以上、経済などの知識もあるため、これらを組み合わせて高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。

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