Intelが2026年以降に投入予定のCPUコードネームが判明。P6以降続いた『Family 6』CPU IDも変更に
Intelでは2024年にはArrow LakeとLunar Lake、その翌年にはPanther LakeとNova Lakeと呼ばれるCPUを投入予定ですが、Intelが公開した最新のLinuxコードパッチにて2026年以降に投入が予定されているCPUのコードネームなどが明らかになりました。
Intelのコードパッチによると、コンシューマー向けの次世代CPUはAdams Lake、サーバー・データセンター向け製品にはCooper Forestと命名され、P-CoreはDouglas Cove、E-CoreはSheldonmontコアと呼ばれる予定です。
また、このAdams Lakeからは長年CPU IDのFamilyとして付けられていたFamily 6も変更になると見られています。
Family 6と言うCPU IDは1995年に登場したPentium Pro内蔵のP6アーキテクチャー以降使われ続けられ、最近登場したCore UltraではFamily 6 Model 170と訳が分からない状態になっていました。しかし、今回のAdams LakeやCooper Forestなど2026年以降に登場するCPUからFamily IDが変更となりAMDの様にアーキテクチャー毎に変更するなどより整理されたIDが付与されると考えられます。
IntelではNova Lakeやそれ以降のCPUで、AMD Zenを作り上げたジム・ケラー氏率いていたRoyal Coreプロジェクトで計画された機能が搭載されると過去には言われていました。そのため、CPU Family IDなども変わる可能性もありますが、まだまだ先のCPUの話であるため、まだ情報はないに等しいので仕様などそのあたりの情報は1年ぐらい待つ必要がありそうです。
Intel “Family 6” CPU Era Coming To An End Soon: Code Suggests Cooper Forest & Adams Lake | Phoronix
補足情報
Adams LakeおよびCooper Forestについては投入時期が2026年以降と言う事で今回の名称およびCPU IDが変更になるという点以外は明らかになっていません。
製品ジャンル | メーカー | 製品名 | 発売予定時期 |
---|---|---|---|
CPU | Intel | Core Ultra 400/500 Series | 2026年以降 |
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