Intel Core Ultra 5 245Kのベンチマーク登場もCore i5-14600Kより4%向上に留まる

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Intel Core Ultra 5 245Kのベンチマーク登場もCore i5-14600Kより4%向上に留まる

Intelは2024年10月10日に次世代デスクトップ向けCPUであるArrow Lake-S世代のCore Ultra 200シリーズを発表し、同月24日に発売を予定していますが、この中でミドルレンジ向けモデルとなるCore Ultra 5 245KのCinebench R23ベンチマークのリーク情報が登場し、性能の一部が明らかになりました。

Core Ultra 5 245Kは2024年10月24日に発売予定のCore Ultra 200シリーズ合計5モデルの中では廉価グレードにあたる製品ですが、Core i5-14600Kと同じく6P+8Eの合計14コア構成で、L2が26MB、L3が24MBの合計50MBのキャッシュを備え、最大5.2 GHzで動作します。

そんなCore Ultra 5 245Kですが、Cinebench R23においては25,495ポイントを記録しています。

CPUCinebench R23 MT
Core i9-12900K27488
Ryzen 9 5950X25680
★Core Ultra 5 245K25495
Core i5-14600K24630
Core i5-13600K24228
Ryzen 7 9700X20721

Core Ultra 5 245Kのスコアは先代のCore i5-14600Kに対して約4%高い性能であるため、あまり大きな伸びは記録できていません。ただ、Core Ultra 5 245Kは先代モデルに対してハイパースレッディングが廃止され、最大消費電力であるMTPが181Wから159Wに低減されていることから、ワットパフォーマンスの観点においては約18%と大幅な向上が記録されています。

もともと、Core i5-14600Kに関してはミドルレンジモデルとしてはかなり高い性能を発揮していたこともあり、Core Ultra 5 245Kでは絶対的な性能は微増ですが、消費電力の大幅低減はCPUの効率向上が行われている証です。しかし、Ryzen 5 9600XやRyzen 7 9700Xなどでも同様に電力効率の向上が行われていましたが世間では評価されなかったため、このCore Ultra 5 245Kが市場でどのような評価を得られるのか、発売後のレビューなどには注目が集まりそうです。

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