GeForce RTX 5070 Ti が13万円台前半まで値下がり。定価から10%以上安く
NVIDIAのGeForce RTX 5070 Tiは2025年3月に発売されたアッパーミドルレンジ向けグラフィックスカードで、NVIDIAが設定したメーカー希望小売価格(定価)は148,800円に設定されていました。しかし、発売当初はグラフィックカードが極度な品薄に陥っていたことから販売価格は定価を20%上回る16万円台で販売されていました。
しかし、この価格での販売も長続きはせず、5月には定価水準、6月終わりには定価以下であり節目でもある14万円を僅かに下回る、139,980円で販売されていましたが7月5日時点でさらに値下がりが観測されており、遂に13万円台前半で販売されているモデルが登場し始めています。

13万円台前半で販売されているのは玄人志向製のGeForce RTX 5070 Tiで、ソフマップで133,800円で販売が行われています。
玄人志向 GALAKURO GAMING NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti|ソフマップ
このモデルは動作クロックが若干高められたOCモデルであるほか、玄人志向のGALAKUROシリーズであるため、標準で3年間の保証が付与されるなど販売価格自体もかなり安いのですが、加えてOCモデルであることや、標準が通常の1年より長いなど付加価値もかなり高いモデルになっています。
Radeon RX 9070 XT が11万円台に値下がり。RTX 5070 Tiに対抗?
GeForce RTX 5070 TiのライバルでもあるAMDのRadeon RX 9070 XTは値下がりにより119,800円にまで値下がりしコストパフォーマンスにおける優位性をRTX 5070 Tiより10%優れる水準に位置していました。
GPU | 1FPSあたりのコスト | FPS | 販売価格 |
---|---|---|---|
Radeon RX 9070 XT | 1619円 | 74 | 119,800円 |
GeForce RTX 5070 Ti | 1693円 | 79 | 133,800円 |
ただ、このRTX 5070 Tiの値下がりによりコストパフォーマンスの優位性は5%優れる水準にまで追い付いてきているため、レイトレーシング性能やDLSS 4などRadeon RX 9070 XTより優れた点もあるRTX 5070 Tiのお買い得さも増えています。
GeForce RTX 5070 Ti SUPER のスペックもリーク。変更点は24GBのVRAMと消費電力は350Wに増大
なお、GeForce RTX 5070 Tiに関してはVRAM容量を16GBから24GBに増やし、動作クロックなどを引き上げた性能向上版にあたるGeForce RTX 5070 Ti SUPERの発売が2025年中にも行われる可能性があります。そのため、もしかしたらこの値下げはRTX 5070 Ti SUPER発売に向けた在庫処分と言う可能性もありますので、もしアッパーミドルレンジ帯のグラフィックカード購入を検討していて、RTX 5070 Ti SUPERには興味がない場合はRTX 5070 Tiを購入しても後悔はしないと言えそうです。
コメント
コメント一覧 (1件)
5060の16GBを精進しようかと検討中。
5070が値下がりなら、5070も視野に、、、というほどの値下がりじゃないなぁ。