購入直後にはほとんど見えなかったGalaxy Z Fold 8のメインディスプレイの折り目が、約1週間の使用で再び視認できるようになったと、海外メディアのレビューで報告されています。
Galaxy Z Fold 8の折り目は開封直後ほぼ平坦も、7日間の使用で視認可能に
Galaxy Z Fold 8は、2026年7月22日のGalaxy Unpackedで発表された折りたたみスマートフォンです。ディスプレイ下の衝撃吸収層にチタン合金フィルムと強化チタンプレートを重ねる「Flex Titanium」構造により、薄型化と折り目の目立ちにくさを両立したとサムスンが説明している機種です。公式の製品ページでも「シリーズ史上最もフラットなFold」と位置づけられています。
こうした中、米メディア「Tom's Guide」の記者が、発売前に提供されたレビュー機を7日間日常的に使用したところ、開封直後にはほぼ見えなかった折り目が、強い光が当たると溝として視認できる状態になったと報告しています。
Tom's Guideは原因について、折りたたみの繰り返しや端末の発熱、きついポケットへの収納などによって、超薄型ガラスや保護層が出荷時の張力を失い、ヒンジ部分のくぼみに沿って沈み込んだ可能性があると推測しています。
一方、指でなぞった際の感触は変化の前後でほとんど変わらず、機能面への影響も確認されていません。現時点で確認されている変化は、強い光が反射した際に折り目が見えやすくなるという視覚面に限られます。また、Galaxy Z Fold 8が採用する低反射加工は優秀な半面、強い光源が映り込む状況では反射のゆがみが分かりやすくなり、かえって折り目を目立たせるとも指摘されています。
サムスンが謳っているのは折り目の消失ではなく目立ちにくさ
サムスンはFlex Titaniumについて、ディスプレイを補強しながら折り目を目立ちにくくする技術と説明しており、折り目が完全に消えるとはうたっていません。そのため、Galaxy Z Fold 8でも使用に伴って折り目が見える可能性はあると考えた方がよさそうです。
一方、今回のレビューでは、画面点灯時には折り目が気になりにくく、指で触れた感触や操作性にも変化はなかったとされています。少なくとも現時点では使用上の支障につながる問題ではなく、従来モデルより折り目が目立ちにくくなった点も変わりません。
国内発売は2026年8月7日で、発売後にはより長期間使用したレビューも増えるとみられます。折り目を重視する場合は、使用期間の長いレビューで変化の程度を確認してから購入を判断するのがよさそうです。


