Core Ultra 5 225Fのベンチマークが登場。Core i5-13600並みの性能に

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Core Ultra 5 225Fのベンチマークが登場。Core i5-13600並みの性能に

Intelは2024年10月にオーバークロックが可能なArrow Lake-S世代のCore Ultra 200Sシリーズを発売しましたが、これらのモデルはハイエンドモデルに限定されており、ミドルレンジモデルやエントリーモデルは2025年1月ごろに発売されるとされています。今回、そんなCore Ultra 200SシリーズのエントリーモデルにあたるCore Ultra 5 225FのGeekbenchベンチマークが登場し、エントリーモデルとしてはなかなか高い性能を発揮していることが明らかになりました。

Core Ultra 5 225Fは6P+4Eの合計10コア10スレッドで構成されるCPUで、動作クロックはベースが3.3 GHz、ブースト時が最大4.9 GHzに設定されていることがベンチマークの仕様情報より明らかになっています。

Core Ultra 5 225Fのベンチマーク結果は、シングルコアが2653ポイント、マルチコアが13028ポイントを記録しています。

CPUシングルコアマルチコア
★ Core Ultra 5 225F265313028
Ryzen 5 7600X289112956
Core i5-13600251612375
Core i5-12600KF252012318
Core i5-14400F234011498

Core Ultra 5 225FはCore i5-14400Fとコア構成が全く同じで、実質的にこのモデルの後継モデルと見られています。シングルコア、マルチコア共に約13%ほど向上し、6P+8E構成のCore i5-13600にも迫る性能にまで向上しています。

また、AMD製CPUと比較するとシングルコアは約8%ほど劣っていますが、マルチコアはRyzen 5 7600X並みの性能を有しているため、比較的人気の高いCore i5-14400の後継モデルとして十分な性能を持っていると言えそうです。

Core Ultra 5 225Fは冒頭の通り、2025年1月ごろに発売予定で、価格も現行モデル並みの低価格設定を踏襲すると考えられています。また、同時にB860やH810などの低価格なマザーボードも発売されます。

Core Ultra 200Sシリーズについては、先に発売されているハイエンドモデルはあまり評価が高くありませんでしたが、2024年12月中にパフォーマンス向上を含めたアップデートを予定しています。また、ミドルレンジおよびエントリーモデルはAMDのRyzen 7000および9000シリーズが手薄な領域でもあるため、この追加モデルで消費者の期待に応えられるような性能が得られるか、今後の動向に注目が集まります。

ソース

Acer Aspire TC-1860 (Core Ultra 5 225F) | Geekbench 6

https://browser.geekbench.com/v6/cpu/9058374

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『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
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