Intel Core Ultra 200シリーズはCUDIMM対応で最大10000 MT/sで動作へ
Intelは、次世代デスクトップ向けCPUのArrow Lake世代であるCore Ultra 200シリーズと、Z890マザーボードを同時発売する予定です。このCore Ultra 200とZ890マザーボードでは、高速なメモリー速度を実現するCUDIMMに対応します。Weibo経由のリークによると、一部のマザーボードでは最大10,000 MT/sに達するCUDIMM DDR5に対応する見込みであることが明らかになりました。
MebiuW氏によると、Arrow Lake-Sでは、Gear2モードにおいて8000 MT/sから最大10,000 MT/sでの動作が可能であるとのことです。一方、AMDについては、現行のX670EマザーボードとRyzen 9000シリーズを組み合わせても、8000 MT/sでの動作はあまり一般的ではありません。また、AMDは9月末に投入するX870Eから最大8000 MT/sのDDR5にも対応する予定ですが、AMDプラットフォームではCUDIMMには正式対応しておりません。そのため、今後Arrow Lake-S登場以降は、メモリー速度に関してIntelの方が大きく上回る状況となりそうです。
CUDIMMメモリについては、現時点ではAsgardがCUDIMM DDR5-9600を発売することを計画しているほか、今後10,000 MT/sを超える速度も目指しているとのことです。また、Arrow Lake-Sに対応するASRock製 Z890 Taichiでは、DDR5-9200 MT/sまでサポートすることを明らかにしています。そのため、一部のハイエンドマザーボードと組み合わせれば、今回のリーク通り10,000 MT/sに迫るメモリー速度を体感することが可能になるかもしれません。
MebiuW | Weibo
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