Intel Core Ultra 200シリーズはUltra 5からスタート。i3以下はBartlett Lake-Sが対応?

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Intel Core Ultra 200シリーズはUltra 5からスタート。i3以下はBartlett Lake-Sが対応?

Intelでは2024年にArrow Lake-S世代となるCore Ultra 200シリーズを発売予定ですが、このCore Ultra 200シリーズについて投入されるモデルは現行のモデルラインアップで言う所のCore i5相当以上となり、Core i3相当についてはArrow Lake-S世代として投入されない可能性が出ています。

中国のWeiboで活動するリーカーの金猪升级包氏がこのArrow Lake-S世代のCore Ultra 200シリーズのラインアップについて、Core Ultra 5が起点となり、Core i3の後継となるCore Ultra 3については投入されないとのことです。ただ、Core i3相当のモデルについては需要もあるため、エントリーレベル製品として古い製品を引き続き投入し続ける可能性があるとも述べています。

このことから、Arrow Lake-S世代となりタイルアーキテクチャーや新しいP/E-CoreなどはCore i3相当のモデルには採用される可能性が低いと言えます。ただ、引き続きCore i3相当のモデルを投入するとなると現行のLGA1700系を使うRaptor Lake Refreshか、リフレッシュ版として噂されているBartlett Lake-Sがエントリー向けモデルとしてCore i3またはCore 3モデルを別途ラインアップすると考えられます。

コメント

最新CPUアーキテクチャーはミドルレンジ以上に採用し、エントリー向けは前世代CPUを使うというやり方はAMDがすでに実施していますが、Intelも同様のラインアップ構成にするようです。

最新CPUアーキテクチャーには同様に最新マザーボードやDDR5なども必要となり全体的なコストが高くなります。そのため、CPUだけエントリーを投入してもコストパフォーマンスが悪くあまり売れないと言う事にもつながるため、前世代のCPUアーキテクチャーとプラットフォームを使い回す事でコストを大きく下げ、エントリーモデルとしての競争力を高められます。また、ユーザーにとっても性能は上がりつつコストがあまり上がらないと言うメリットもあるため、IntelはAMDと同じ手法を真似ることにしたようです。

ソース

金猪升级包 | Weibo

https://weibo.com/u/3219724922

補足情報

Arrow Lake-Sは2024年秋以降にIntelが投入を計画しているデスクトップ向けCPUです。このArrow Lake-Sにはデスクトップ向けにはじめてタイル・アーキテクチャーを採用し、CPUおよびGPUアーキテクチャーは全面刷新され、ハイパスレッディングは非搭載となりますが、アーキテクチャー刷新により性能が大きく向上すると言われています。

製品ジャンルメーカー製品名発売予定時期
CPUIntelCore Ultra 2002024年秋以降
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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。
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コメント

コメント一覧 (1件)

  • Rocket lakeが出たときにも
    同時期のi3がcomet lakeだったし、Ryzenはzen3からDIY向けのRyzen3がでていないから
    出すだけマシという感じかな

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