Alder Lake-Sについては、かなり高いパフォーマンスを発揮するというリークが出ていしましたが、リークによると、Cinebench R20のスコアは800pt台に達し、Ryzen 9 5950Xを約25%上回るパフォーマンスになるというリークが出現しました。
Alder Lake-Sに関する情報まとめはこちらへ
Intel 第12世代Core CPU 『Alder Lake-S』最新情報まとめ
Core i9-12900KのCinebench R20のベンチマーク情報
Alder Lake-Sについては、QS品が出現した事で、様々な情報がリークされていますが多くの方が気になるパフォーマンスに関するリークが出現しました。2021年はIntelが性能頂上の座を挽回できそうな見込みです。
シングルコア性能はRyzen 9 5950Xを約25%上回る性能
12900KS QS Non-OC
In water cooler.
Cinebench R20.
ST: >810
MT: >11600— Raichu (@OneRaichu) July 20, 2021
リーク元の@OneRaichu氏によると、ベンチマークはCore i9-12900KのQS品を水冷の定格状態での運用にて計測されているとの事です。それによると、Cinebench R20のスコアはシングルコア性能(ST)は最大810pt、マルチコア性能(MT)は最大11600ptに達しているとの事です。
[visualizer id=”4614″ lazy=”no” class=””]
このスコアを競合する他のCPUと比べると、例えば現在シングル・マルチ共に性能面でトップのRyzen 9 5950Xをシングルコア性能では約25%、マルチコア性能では約10%上回るスコアになっており、Intelの現行Core i9-11900Kに対してもシングルコア性能では約26%向上を果しています。
性能は高いが、電力消費は激しい模様・・・
Please do not be happy too early.
Power consumption will become one of biggest the questions.
It may be over 200W in full turbo frequency easily.
😅— Raichu (@OneRaichu) July 20, 2021
性能を見て、少々興奮を覚えるぐらいのパフォーマンス向上を果していますが、OneRaichu氏は『喜ぶのは早い』と釘を刺しています。理由としては、この性能を実現するための消費電力についてはまだ分からず、ターボブーストでの消費電力は200Wを越える可能性もあるとの事です。Core i9-12900KについてはPL2が228Wと設定されているため、OneRaichu氏の指摘は間違っていないと言えます。
ここ数年、AMDのCPUが性能面でも高いことから盛り上がりを見せていましたが、IntelはAlder Lake-Sでやっと反転攻勢に出られるようです。お互いライバルが居ないと怠けてしまう傾向があるので、Alder Lake-Sの登場によってIntelとAMD間での性能競争は激化すると見られておりPCユーザーにとってはありがたい事です。Alder Lake-Sについては異種混合コアのため、P-CoreとE-Coreでそれぞれどの程度のパフォーマンスなのかなど気になる点は多くありますが、徐々にその点はリークなどが出現し解決していくと思われます。
コメント