ASUSが GeForce RTX 5090 の値段をさらに値上げ。定価の1.7倍に到達

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ASUSが GeForce RTX 5090 の値段をさらに値上げ。定価の1.7倍に到達

NVIDIAのGeForce RTX 5000シリーズに関しては品薄に加えてNVIDIAが設定したMSRPでの購入はほぼ不可能で多くのモデルが先代モデルに対して20%以上高価と言う現象が発生していますが、この中で最も品薄で発売後からの値上がりが激しいGeForce RTX 5090に関してASUSが再び値上げを行ったことが明らかになりました。

ASUSのアメリカ公式ストアに掲載されているGeForce RTX 5090はベーシックモデルのASUS TUF Gamingが発売当初は$2500、ハイエンドのASTRALは$2800で発売されていました。そこから1週間後にはTUFが$2750、ASTRALが$3080とそれぞれ10%以上値上げが行われていましたが、数日前からTUFが$3000、ASTRALが$3360とそれぞれ$250近い値上げが行われています。

この値上げは発売日時点の価格に対しては20%の値上げとなっており、NVIDIAが設定する$2000と言うMSRPに対してTUF Gamingは1.5倍、ASTRALに関しては1.68倍と言う法外な価格設定になってしまっています。

なお、アメリカのASUS公式ストアの値上げは日本も無関係ではないようで、ASTRALに関しては発売当初は税込み579,980円と言う価格設定でしたが、2025年3月17日現在は在庫は無いものの掲載価格は620,800円と発売当初から4万円、約7%の値上がりが行われています。

グラフィクスカードは輸入品であるため販売価格は為替相場の影響を受ける傾向にありますが、RTX 5090が発売された1月30日時点では$=153円台だった一方で、現在の為替は$=149円と3%ほどの円高になっているためこのASUS製RTX 5090については海外と同様に卸売価格自体が値上げされたと言えそうです。

ちなみに、AIB関係者からのリークによるとRTX 5090など最近のグラフィクスカードではGPUやGDDR7などのコストが高く原価の80%を占めておりMSRPでの販売は困難と言われているため品薄が続く限りAIBなどは利益を取るべく値上げに踏み切ると見られています。また、商流の一部も意図的に品薄を作り出しているのではないかと言う疑惑も出ているため、品薄が続く限りグラフィクスカードは値上がりの一途を辿ると言えるのですぐにグラフィクスカードでない限り購入を待つか、AMDのRadeon RX 9070 XTなど他の選択肢がないか検討した方が良さそうです。

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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
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コメント

コメント一覧 (11件)

  • アメリカがRTX5090ASTRALが$3360に値上げされた(現在の為替で50万)
    日本のASTRALは62万でそれより12万円も高く販売されている
    そうぼったくり中間業者がいるから日本は更に高い

  • もう業務用のグラフィックカードの価格だな

  • 火もでるしnvが良い場合は6000シリーズをおとなしく待った方がいい。
    元々意味深な日本価格なのに円高になってもこのふざけた値段にしてるAIBを5000シリーズの在庫で苦しませるべし

  • アホくさ。これを機にCUDA依存は徐々に減らしてってほしいわ

  • 性能は上がらず価格だけ高くなっていく
    本当にRTX5000シリーズは過去にないほどの最悪の世代だと思う

  • ぼったくりにぼったくりを重ね掛けするとこうなる

  • 設計で性能アップできずに物量で誤魔化した結果。6000番代に期待

  • いや、もう6000シリーズとか言えないぞ
    これから先同じだ

  • 50万とかの遊具って何?
    普通のゲームなら1080tiや2080tiで十分だから50万も出して買う気にもならない
    それだけあれば、その金で中古のバイク買う

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