AMD Radeon RX 7800系の仕様が明らかに。発売は9月頃で市況が悪いため開発完了のまま発売保留されていた模様。

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AMDのRadeon RX 7800およびRX 7900は2023年9月頃発売で計画中。発表は8月で既に完成済み。本当はもっと早くに出すはずだった模様。

AMDでは2022年12月に最上位モデルであるRadeon RX 7900シリーズを発売し、その後2023年5月末にエントリーモデルのRadeon RX 7600を発売しています。しかし、ラインアップから見てわかる通り、RX 7800やRX 7700が欠けている状態となっており、NVIDIAのGeForce RTX 4070 TiやRTX 4070などに対抗するモデルが期待される所ですが、どうやらこの欠けていたRX 7800やRX 7700については既に開発完了が終わっているものの市況が悪いため発売を保留していたのですが、遂に2023年8月に発表され、2023年9月には発売がされる事がMoore’s Law is Deadで明らかになっています。

AMD is Stalling – RX 7800 16GB & RX 7700 12GB Early Leak (+ XFX RX 7900 XTX Merc 310 Review) – YouTube

Radeon RX 7800やRX 7700に搭載が予定されているNavi32 GPUについてはハードウェアのみならずドライバーなども既に開発完了が済んでいるとのことです。

また、本来であれば新しいGPUなどはリークを防ぐため、発売1ヵ月前までは極めて限られた人間しかアクセスが出来ない状態に置かれるのが普通なのですが、このNavi32 GPUについては発売まで数ヶ月以上あるにも関わらず既に社内で多くの人がアクセスできる状態になっておりいつでも発売が可能な状態で発売が保留された状態に置かれていると考えられるようです。

なお、発売保留についてはグラフィックスカードがあまり売れない市場環境を回避する狙いがあるのと、上位のRadeon RX 7900系の在庫状況が下がるのを待っていたと見られています。

そして、AMDとしては市場環境は秋以降に徐々に回復すると読んでいるようで、Navi32 GPUを搭載するモデルについて2023年8月23日から27日に開催されるGamescom 2023で発表し、翌月の2023年9月に発売を計画しているようです。

Navi32 GPUを搭載するモデルは合計3つ用意されているようです。

  • Navi32 最上位モデル:60基のCompute Unit(CU)、VRAMは19.5Gbpsで動作するGDDR6を16GB、260Wの消費電力
  • Navi32 下位モデル:48基または54基のCU、VRAMは19.5Gbpsで動作するGDDR6を12GB、245Wの消費電力
  • Navi31+Navi32モデル:70基のCU、16GBのVRAM、260Wの消費電力

この中で、9月に発売されるモデルはNavi32 最上位モデルと下位モデルで、上位はRadeon RX 7800 XTとして、下位モデルはRX 7700 XTとして発売が予定されているようです。

過去にリークとして登場したNavi31のパッケージにNavi32 GPUを載せた混血モデルは9月時点での発売は見込まれていない他、発表や発売も大々的には行われない他、数量限定モデルになると見られているようです。

Radeon RX 7800およびRX 7700についてはNVIDIAのGeForce RTX 4070 TiやRTX 4070、RTX 4060 Tiに対抗するモデルとしてラインアップされるのですが、VRAM容量については上位は16GB、下位は12GBと非常に保守的な仕様になっています。そのため、これらのモデルが成功するかは価格設定であり、NVIDIAの二の舞にならないような価格設定が行われる事が望まれます。(あとたぶんStarfieldバンドルとか出すんでしょうけど)

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コメント

コメント一覧 (1件)

  • RTX4070発売に間に合っていたら買ってた
    五ヶ月遅かったなNVIDIAに負けるな
    AMDとインテルグラボ応援してる

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