ASUSは、TUF Gamingブランドとして初のMini-ITXマザーボード「TUF GAMING B850I WIFI NEO」を発表しました。AMD B850チップセットを搭載し、Ryzen 9000/8000/7000シリーズに対応します。
TUFブランド初のMini-ITX。ROG Strix B850-Iの廉価モデルに


TUF GAMING B850I WIFI NEOは8+2+1フェーズ・80AのVRM構成と10層PCBを採用し、DDR5-9600(最大128GB)に対応します。PCIe 5.0 x16スロットを1基備えるほか、M.2スロットはCPU直結のPCIe 5.0 x4とチップセット経由のPCIe 4.0 x4の2基を搭載しています。I/OにはUSB 20Gbps Type-C、2.5GbE、WiFi 6E、DisplayPort、HDMIなどを備えます。
なお、PCIe 5.0 x16スロットはRyzen 9000/7000ではPCIe 5.0動作ですが、Ryzen 8000ではPCIe 4.0に制限される点には注意が必要です。
同じくMini-ITXの上位モデルであるROG Strix B850-I Gaming WiFiは米国で469.99ドル(約7.1万円)で販売されており、そちらはVRMが10+2+1の90A構成、WiFi 7、PCIe 5.0 M.2×2基対応と全体的にスペックが高くなっています。TUF GAMING B850I WIFI NEOの価格は未発表ですが、ROG Strixより安価な設定になると見られます。
AM5対応のMini-ITXマザーボードはこれまでROGなど上位ブランドが中心で選択肢が限られていたため、TUFブランドの参入により価格面での選択肢が広がることが期待されます。ただし、WiFi 6EやPCIe 5.0 M.2が1基のみという割り切りをどこまで許容できるかが、ROG Strixとの選択の分かれ目になりそうです。
なお、日本国内ではROG Strix B850-Iが4.5万円前後で販売されるなど海外に比べると安価で、TUFモデル発売時には3万円台での投入が予想されます。ただ、Mini-ITXは市場規模が小さく値下がりしにくい傾向もあるため、発売されてすぐはROG Strix B850-Iと価格がしばらくの間逆転すると言う可能性があると言えそうです。

