NVIDIAが GeForce GTX 1000シリーズ までを580系ドライバーでサポート終了へ

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NVIDIAが GeForce GTX 1000シリーズ までを580系ドライバーでサポート終了へ

NVIDIAは現在配信しているGeForce Game Ready 570系ドライバーでは最新鋭のGeForce RTX 5000シリーズから旧世代のグラフィックカードは2015年に発売されたGeForce GTX 700シリーズまでと幅広い世代をサポートしています。しかし、NVIDIAは発売から10年近く経過している古いグラフィックカードについて近いうちに配信が予定されている580系ドライバーにてサポートを完全に打ち切ることを明らかにしました。

NVIDIAが開発者向け掲示板に投稿した内容によると、NVIDIAは580系ドライバーでサポート終了を行うグラフィックカードはMaxwellやPascal、そしてVoltaアーキテクチャーを搭載する製品が該当するとのことです。なお、この開発者向け掲示板はLinux向けドライバーですが、Windows向けドライバーも580系でサポート終了となります。

アーキテクチャー製品シリーズ発売時期
MaxwellGeForce GTX 700シリーズ
GeForce GTX 900シリーズ
2015年
PascalGeForce GTX 1000シリーズ2016年
VoltaGeForce TITAN V2017年

サポートが終了される製品はGeForce GTX 1060など2025年7月時点でもSteamハードウェア調査で12位に入る製品も含まれているほか、GeForce GTX 1010などは2022年に発売されているなど影響を受けるユーザー数は決して少なくないと考えられます。

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ただ、これらの製品は搭載アーキテクチャーが登場から10年、短くても8年が経過しておりNVIDIAとしてもサポートに手間がかかることや製品のライフサイクルや性能面でも買い替えが妥当と言える製品で、NVIDIAは近日中にサポートを終了すると言う決定を行ったと考えられます。

なお、これらのグラフィックカードのサポートが終了となるGeForce Game Ready 580系ドライバーの配信時期は現時点では不明です。そのため、これらのグラフィックカードのサポートが即刻終了すると言う訳ではありませんが。しかし、遅くても2025年中には580系ドライバーの配信が行われると考えられるため、これらのグラフィックカードを使っているユーザーはWindows 10のサポート終了タイミングなど買い替えを行ういい機会でもあるため、買い替えに向けた計画を立てることをお勧めします。

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『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
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