Google Pixel 10 シリーズのカメラはジンバル並の手ぶれ補正が売りに?
Googleが2025年8月終わりに発売を予定しているPixel 10シリーズは本体デザインは現行のPixel 9シリーズとほぼ変わりなく、カメラセンサーもPixel 10以外は据え置きのスペックになると言われています。また、大きな変更点として挙げられているのが内蔵チップセットがサムスンベースのTensorからGoogle自社開発かつTSMC 3nmで製造されるTensor G5へ置き換わるとのことで、ユーザーにとってわかりやすい変更点はあまり入らないと見られていましたが、どうやらGoogleはPixel 10シリーズの動画機能について特に手振れ補正の大幅強化を計画しているようです。
Android Headlinesが独自に入手した情報によると、Pxiel 10シリーズではハードウェアとソフトウェアを融合させた新しい手振れ補正システムを導入するとのことで、その性能はスマートフォン向けジンバルで有名なDJI Osmo Mobile 6を使って撮影したレベルで滑らかかつ安定した映像を撮影することが出来るとのことです。
具体的にどのような仕組みでジンバル並みの映像を実現するのかは詳細は不明ですが、Googleはどちらかと言うとソフトウェアで画質などを向上させる傾向が強いため、恐らくPixel 10シリーズから内蔵されるTensor G5の処理性能やカメラに元々内蔵されている光学式手ブレ補正を併用することで映像で強力な手振れ補正を実現すると考えられます。
現行のPixel 9シリーズでは写真の画質ではスマートフォンの中では上位に位置しておりこれ以上の画質や機能向上は難しい状況になっています。一方で、動画においては手振れ補正機能として『アクティブ撮影』と言う機能が用意されていますが、iPhone 16 ProやGalaxy S24 Ultraには画質や安定性の面で及ばないと評価されていますので、この点を大幅強化することでPixelシリーズの売りの1つであるカメラ機能で競合に差をつけることが出来るため、どのような出来栄えになるのか期待が集まります。
Exclusive: Google Pixel 10 Stabilization Is Gimbal-Level Good | Android Headlines
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