GeForce RTX 5090を4台運用にまで対応できる電源ユニットが登場。出力は3000W

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GeForce RTX 5090を4台運用にまで対応できる電源ユニットが登場。出力は3000W

NVIDIAのGeForce RTX 5090は1台で575Wの消費電力を誇るグラフィックカードになっており、NVIDIAは1000W以上の電源ユニットを利用することを推奨していますが、このGeForce RTX 5090を最大4台まで運用することが可能な電源ユニット「Asus Pro Workstation PSU」をASUSが発表しました。

ASUSの「ASUS Pro Workstation PSU」としてラインアップされた中で、驚異的なスペックを持つモデルが「ASUS Pro WS 3000W Platinum」と呼ばれるモデルで、名前の通り最大出力3000Wまで対応する電源ユニットになっています。規格としてはPCIe 5.1とATX 3.1などの最新の電源規格に準拠し、ハイエンドな電源ユニットでも最大2つしか搭載していない12V-2×6コネクターをASUS Pro WS 3000W Platinumでは4口搭載しており、GeForce RTX 5090を4台繋いで運用することが可能になっています。

また、12V-2×6で問題となる溶損問題についても対策が施されており、ケーブルが曲げやすいように柔軟性がある素材を採用し、動作温度も安全限界より50℃低い温度で動作するように工夫が施されており、高負荷での利用を続けてもコネクター部分が溶けるなどの深刻な問題を防ぐ対策が施されているとのことです。

このASUS Pro WS 3000W Platinumは3000Wの電源容量をフル活用するには一般家庭のコンセントで使われている100Vコンセントは使えず、電気自動車の充電やエアコン用に使われる200V/20Aコンセントが必要となります。そのため、一般的な住宅であればこの電源ユニットを使うためには専用の電気工事が必要になるなど追加コストが必要になりますが、この電源ユニット自体もかなり特殊な電源ユニットであるため、価格は明らかにされていませんが安くても10万円以上はするものと考えられています。

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『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
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コメント

コメント一覧 (1件)

  • もし3000Wフルロードする使い方をしたなら空冷・水冷を問わず排熱をどうするのか、興味深い。

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