NVIDIA GeForce 576.40 ドライバが登場。モンハンでの不具合が修正される
NVIDIAのドライバーを巡っては2025年1月のGeForce RTX 5000シリーズ登場と共に配信された572系ドライバーにて黒画面問題やゲームのクラッシュ、最悪のケースではBSoDなど不具合が頻発していました。しかし、NVIDIAはこの問題に対処した新しいドライバーである576系ドライバーをGeForce RTX 5060 Tiが発売された4月16日に配信開始しましたが、新たな不具合修正や最新タイトル、そして既存タイトルのパフォーマンス向上などを含めたGeForce Game Ready 576.40ドライバーが配信されました。
この576.40ドライバーの主要な変更点はDOOM:The Dark AgesやNew World: Aeternumへの最適化含めた対応で、DLSS 4などにも対応しているとのことです。
ほかにもMicrosoft Flight Simulator 2024などをはじめとする合計15のタイトルでDLSSオーバーライドにも対応することで、ゲーム側が古いDLSSを実装していても最新鋭のDLSS 4に加え、GeForce RTX 5000シリーズではMFGなどが使用可能になります。
DLSS Override対応ゲーム
- Bodycam
- Clair Obscur: Expedition 33
- Commandos Origins
- Lost Skies
- Mandragora: Whispers of the Witch Tree
- Microsoft Flight Simulator 2024
- Necrophosis
- New World: Aeternum
- No More Room in Hell 2
- RuneScape: Dragonwilds
- Spirit of the North 2
- Steel Seed
- Tempest Rising
- The Talos Principle: Reawakened
- Warframe
不具合の修正
最近のNVIDIAドライバーで頻発していた不具合の修正も今回の576.40ドライバーに含まれており、576系ドライバー登場以降に報告されていたモンスターハンターワイルズでのクラッシュや不安定な挙動が修正されたとされています。特に、モンスターハンターワイルズに関しては576.02が登場した4月16日以降ずっと修正されてきませんでしたので、待望の修正と言えそうです。
また、GeForce RTX 5000シリーズにてゲームの出力解像度がモニターのネイティブ解像度を下回っている場合、若干色あせた状態で表示される不具合の修正や、ASUS製ゲーミングモニターで黒画面となる不具合が修正されています。
確認されている不具合
なお、576.40ドライバーで確認されているが修正されていない不具合もあり、Ghost of Tsushima Directors Cutで画面にチラつきやノイズが発生するほか、Cyberpunk 2077でパストレーシング状態でフォトモードを起動するとクラッシュするほか、F1 23やF1 24でレースが終わるとクラッシュするなどの不具合が残っているとのことです。
GeForce Game Ready Driver 576.40 | Windows 11 | NVIDIA
コメント
コメント一覧 (1件)
早速入れて、モンスターワイルズ遊んでみましたが、クエスト終了迄はいけましたが、一番大事な剥ぎ取り画面で固まってタスクマネージャーさえも、固まり、強制電源オフするしかなくなりました。3月のドライバー572.83に再度戻しました。環境はRYZEN9でwindows11、RTX5070です。