GeForce RTX 5090 の在庫状況が改善し通常販売に。海外では定価に迫る販売価格に下落

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GeForce RTX 5090 の在庫状況が改善し通常販売に。海外では定価に迫る販売価格に下落

NVIDIAのGeForce RTX 5000シリーズの内、RTX 5080からRTX 5060 Tiなどのメインストリームモデルは供給状況が大きく改善し、5月に入ると定価を下回る価格での販売が常態化しつつあります。一方で、最上位モデルのGeForce RTX 5090については4月終わりまで供給状況は良いとは言えず、取り寄せ状態でしたが、どうやらRTX 5090も日本での供給状況が大きく改善し、在庫販売が開始されたほか、海外では定価レベルにまで価格が下がるなど世界各国で供給の正常化と値崩れが起き始めているようです。

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日本では4月終わりから5月にかけて一部の量販店で5月以降の取り寄せと言う条件下で一般販売が行われている状態でしたが、5月12日時点ではドスパラではPalit製GeForce RTX 5090 GameRockが在庫販売として販売されています。価格は480,000円と若干高めですが、可能な限りすぐに欲しい場合は現時点で購入できる最安値となっています。

ただ、GeForce RTX 5090の定価は393,800円であるため、現状は約22%も高い状態で販売されている状況でありますが、この状況も少し待てば改善される可能性がありそうです。

フィンランドの量販店に掲載されたGeForce RTX 5090は€2455.9で販売されていますが、同国でのRTX 5090の定価は€2339に設定されているため、定価に対して5%上回るレベルにまで販売価格が落ち始めているようです。ちなみに、この販売価格を日本での販売価格(為替レート+税金)で換算すると約36万円付近と言う計算になるなど大幅な値下がりと言うレベルになっています。

GeForce RTX 5090の急激な供給改善や販売価格値下がりの理由については明確にはなっていませんが、アメリカ政府が中国に輸出可能なグラフィックカードの性能要件を改定したとして、GeForce RTX 5090Dの中国向け輸出を禁止したと言われています。この影響によりグローバルモデルのRTX 5090の供給状況が大きく改善した可能性が高いと考えられますが、NVIDIAは近いうちに再び中国向けに輸出可能なダウングレード版の投入を検討していると言われているため、再び中国で販売開始されれば供給状況が切迫する可能性も考えられるため、RTX 5090の購入を検討している人は確実に欲しいなら価格は多少度外視して購入することをお勧めします。

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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
高い買い物でもある自作PCやガジェットをこれから買おうと思ってる人の役に立てるような記事を提供できるよう心がけています。
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コメント

コメント一覧 (6件)

  • もう一般庶民が買える値段じゃないよね。

  • 5090販売価格はフィンランドが36万円、日本は48万円、後はわかるな

  • 定価って言っても、各社のオリファンだから
    ねぇー
    ファウンダーエディションの定価でものをはなされてもねぇー
    そもそも旧時代から高いメーカーは高いしねー

  • どっちにしてもあたまのネジが数十本くらいぶっ飛んでいないと買えそうにない
    そしておそらく日本国内では定価の40万円に落ちることはない

  • フロンティアのゴールデンウィークセールで9800X3D、RTX5090搭載モデルのBTOを649,800円で購入できたのでジプシーから脱出できました。ありがとう!

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