GeForce RTX 5060 Ti のFurmarkベンチマーク結果が登場。結果はRTX 4060 Tiと大きく変わらず
NVIDIAは2025年4月15日にミドルレンジモデルのGeForce RTX 5060 Tiを発表し、翌日4月16日に発売とレビュー解禁が予定していますが、一足先にGeForce RTX 5060 TiのFurmarkベンチマークでの結果がリークされました。

GeForce RTX 5060 Tiで計測されたFurmarkベンチマークは10DE-2D04と言うPCI IDで登録されているグラフィクスカードが発見されていますが、このモデルはGeForce RTX 5060 Tiのことを指しているとのことです。
グラフィクスカード | Furmark GL スコア |
---|---|
GeForce RTX 5060 Ti | 10242 |
GeForce RTX 4060 Ti | 10071 |
GeForce RTX 3060 Ti | 7667 |
GeForce RTX 5060 TiのFurmarkベンチマーク結果は10242ポイントを記録しており、先代のRTX 4060 Tiに対して1.7%の向上に留まっており同等レベルの性能であることが明らかにされています。また、消費電力ではRTX 5060 Tiは180Wで動作する一方でRTX 4060 Tiは16GBモデルで165Wと言うことでワットパフォーマンスに関しては大きく低下してしまっている状況です。
今回のベンチマーク結果は3月11日とかなり前に計測されているため、ドライバーの最適化が完璧でないほか、Furmarkベンチマーク自体、ベンチマークとして主流なものではないため3DMarkや実際のゲームではRTX 4060 Tiに対して、今回記録されたよりも高い性能が発揮される可能性が高いと言えます。
ただ、RTX 5060 TiについてはCUDAコアが4608コアで、RTX 4060 Tiに対して6%増、動作クロックはほぼ同等となっているためRTX 4060 Tiに対して性能がほとんど変わらない可能性も否定できず、NVIDIAがレビュー解禁日を発売日と同日に設定していることからRTX 5000シリーズの中で最も性能向上が見られないモデルになる可能性も十分あり得ますので、RTX 5060 Tiの購入を検討している人はレビューでベンチマーク結果を見てから購入に踏み切った方がいいかもしれません。
FurMark (GL) | FurMark 2
コメント
コメント一覧 (2件)
往年のS3社の末期をみてるようだ。
前世代からコア数増えてるし、さすがにこれはブラフだと思う
Furmarkってベンチ使って性能レベル隠そうとしてる
実機ゲームベンチとほぼ同じ性能差になるTimespy(extreme)が一番参考になるけど最低でも2割くらい性能アップしてないとおかしい