11月15日 11:00発売|AMD Ryzen 7 9800X3D の予約在庫情報と仕様について

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Ryzen 7 9800X3Dの予約・在庫情報

Ryzen 7 9800X3Dは税込み86,800円で2024年11月15日 11:00より各量販店で発売されます。

2024年11月15日 11:00 | 各量販店で発売開始。

2024年11月15日 11:08 | 各店舗ともに在庫ありの状況。

2024年11月15日 11:12 | すべての量販店で在庫切れ。

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海外では発売日に完売になる人気。初回入荷を逃すと12月末まで来ない?

Ryzen 7 9800X3Dは海外では日本より1週間早い11月7日から発売されていますが、競合を大きく上回るゲーミング性能でありながら、Ryzen 7 7800X3Dから大幅な値上がりがなかったため人気が集中、発売日に完売し、次回入荷は12月末になるという話も海外では出るなど世界中で大人気のCPUになっています。

ゲーミング性能は10%以上、マルチコア性能は30%以上向上したRyzen 7 9800X3D

Ryzen 7 9800X3Dは8コア16スレッドで構成されるCPUで、名前の通り3D V-Cacheを搭載することでL3キャッシュはCPUに組み込まれている32MBに加え、64MBが追加されており、L2キャッシュの8MBと合わせるとCPU合計で104MBのキャッシュ容量を持つCPUになっています。このキャッシュ容量自体は先代のRyzen 7 7800X3Dと全く同じですが、Ryzen 7 9800X3Dでは3D V-Cacheの構造に大きな変更が加えられており、従来まではCPU (CCD)の上に重ねていた3D V-Cacheを下に持ってくることで発熱元であるCCDの冷却性能を向上させ、結果としてより高い動作クロックを実現しています。

実際に、動作クロックはベースが4.7 GHz、ブースト時が5.2 GHzに設定されており、ベース4.2 GHz、ブースト5.0 GHzだったRyzen 7 7800X3Dより高められています。

ゲーミング性能は10%以上向上。CPUヘビーなゲームでは効果絶大

AMDはRyzen 7 9800X3Dのゲーミング性能は先代のRyzen 7 7800X3Dに対して約8%の向上が見られると明らかにしていますが、Tom’s Hardwareが行ったゲーミングベンチマークにおいてはRyzen 7 9800X3Dは先代のRyzen 7 7800X3Dに対して13タイトルの平均で14.7%向上を記録しています。同様の結果はHardware Unboxedのレビューでも出ており、こちらは平均FPSは11%向上を記録するなど10%以上の向上は見られるようです。

なお、TechSpotが40のタイトルでRyzen 7 7800X3DとRyzen 7 9800X3Dで比較した結果では、平均すると11%でしたが、特にStarfieldやHogwarts Legacy、Microsoft Flight Simulator 2024などCPUへの負荷が高いゲームで性能が大きく向上しており、Zen 5化によるアーキテクチャー刷新効果のほか、動作クロックの向上がゲーミング性能向上に寄与していることが伺えます。

レンダリングやエンコードなどマルチコア性能はRyzen 7 7800X3Dから爆上がり

3D V-Cacheを搭載するCPUは3D V-CacheがCCDの上に載っているという構造的弱点から動作クロックやCPUの動作可能温度(Tjmax)が通常版より抑えられているという弱点がありました。しかし、Ryzen 7 9800X3Dからは3D V-CacheをCPUの下にレイアウトすることでこの弱点が克服されていますが、この変更によりレンダリングやエンコードなどマルチコアをフル活用する処理ではRyzen 7 7800X3Dに対して見違えるような性能を発揮しています。

Tom’s HardwareがCinebenchやvray、Handbreakなどマルチコアに特化したベンチマークを計測した結果はRyzen 7 9800X3Dは先代のRyzen 7 7800X3Dに対して平均34%の性能向上を発揮しています。また、同じZen 5アーキテクチャーを搭載し、8コアCPUであるRyzen 7 9700Xに対しても4%向上するなど、従来までの3D V-Cacheで見られていた通常版よりマルチコア性能が低くなるという短所はなくなっています。そのため、今までゲーミング性能は高いが、マルチコア性能は弱いという3D V-Cacheの弱点はなくなり、ゲームもマルチコアも強いオールラウンダーCPUに変貌しています。

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この記事を書いた人

『ギャズログ | GAZLOG』の編集兼運営者
幼い頃から自作PCなどに触れる機会があり、現在は趣味の1つに。
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